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【2025年版】WordPressサイトを3秒→1秒に高速化する方法13選|難易度別・コアウェブバイタル対応

Wordpressサイトを高速化する方法

はじめに

WordPressサイトの表示速度が遅いと感じていませんか?

「ページの読み込みに3秒以上かかる」「スマホで見ると重い」「SEO順位がなかなか上がらない」──こうした悩みを抱えているサイト運営者は少なくありません。

実は、WordPressの表示速度は、SEO・ユーザー体験・売上に直結する重要な要素です。Googleの調査によると、モバイルページの表示速度が1秒から5秒になると、直帰率が90%も増加することが分かっています。また、Kissmetricsの調査では、40%のユーザーが3秒以上待つと訪問を諦めるというデータもあります。

つまり、表示速度が遅いだけで、訪問者の半分近くを失っている可能性があるのです。

この記事では、WordPressサイトを3秒から1秒に高速化する13の方法を、初級・中級・上級の難易度別に解説します。初心者でも実装できる簡単な施策から、根本的な解決となるサーバー移行まで、具体的な手順とツールを紹介します。

この記事で分かること:

  • WordPressが重くなる3つの原因
  • 現在の表示速度を測定する方法(PageSpeed Insights、GTmetrix)
  • コアウェブバイタル(LCP、FID、CLS)とは?
  • 難易度別の高速化施策13選
  • おすすめツール・プラグイン・サーバー比較
  • トラブルシューティングとQ&A

あなたのWordPressサイトも、今日から速くなります。ぜひ最後までお読みください。


WordPressが重くなる3つの原因

WordPressサイトが遅くなる原因は、大きく分けて3つあります。

原因1: サーバーのスペック不足

WordPressは動的にページを生成するため、サーバーの処理能力が低いと表示速度が遅くなります。特に、格安の共用サーバーでは以下の問題が発生しやすくなります:

  • CPU・メモリが他のユーザーと共有されている
  • PHPのバージョンが古い
  • ディスクI/Oが遅い(HDD利用)

解決策: 高速サーバー(SSD搭載、LiteSpeed採用等)への移行

原因2: WordPress本体・テーマ・プラグインの問題

WordPressサイトは、本体・テーマ・プラグインで構成されています。これらが最適化されていないと、無駄な処理が発生し、表示が遅くなります:

  • 不要なプラグインが多すぎる
  • テーマが重い(デザイン重視で最適化されていない)
  • データベースが肥大化している
  • PHPバージョンが古い

解決策: プラグイン整理、軽量テーマへの変更、データベース最適化

原因3: フロントエンド(画像・CSS・JavaScript)の問題

ユーザーのブラウザに表示される部分(フロントエンド)が重いと、表示速度が遅くなります:

  • 画像サイズが大きい(未圧縮・高解像度)
  • CSS/JavaScriptファイルが多すぎる
  • キャッシュが設定されていない
  • 外部スクリプト(広告、SNS等)が多い

解決策: 画像最適化、CSS/JavaScript最適化、キャッシュ設定、CDN導入


これらの原因を1つずつ解決していくことで、WordPressサイトは劇的に速くなります。

図1: WordPressが重くなる3つの原因

① フロントエンド(ユーザーのブラウザ)
• 画像サイズが大きい(未圧縮・高解像度)
• CSS/JavaScriptファイルが多すぎる
• キャッシュが設定されていない
• 外部スクリプト(広告、SNS等)が多い
② WordPress本体・テーマ・プラグイン
• 不要なプラグインが多すぎる
• テーマが重い(デザイン重視で最適化されていない)
• データベースが肥大化している
• PHPバージョンが古い
③ サーバー
• CPU・メモリのスペック不足
• 他ユーザーとリソースを共有(格安共用サーバー)
• HDDを使用(SSDでない)
• サーバーソフトウェアが古い(Apache等)
解決の優先順位: ③サーバー移行(根本解決)> ②WordPress最適化(中程度)> ①フロントエンド最適化(即効性あり)

まず測定しよう!現在の表示速度を確認する方法

高速化を始める前に、現在の表示速度を測定しましょう。測定なしで改善はありません。以下の2つのツールを使って、現在の状態を把握します。

PageSpeed Insightsの使い方

PageSpeed Insightsは、Googleが提供する無料の表示速度測定ツールです。

使い方:

  1. PageSpeed Insightsにアクセス
  2. あなたのサイトのURLを入力
  3. 「分析」ボタンをクリック
  4. モバイル・デスクトップの両方でスコアを確認

スコアの見方:

  • 90-100点: 優秀(緑)
  • 50-89点: 改善の余地あり(オレンジ)
  • 0-49点: 要改善(赤)

目標はモバイル・デスクトップともに90点以上です。

GTmetrixの使い方

GTmetrixは、より詳細な分析ができる無料ツールです。

使い方:

  1. GTmetrixにアクセス
  2. URLを入力して「Test your site」をクリック
  3. Performance、Structure、Web Vitalsを確認

特に注目すべき指標:

  • Fully Loaded Time: ページが完全に読み込まれるまでの時間(目標: 3秒以内)
  • Total Page Size: ページの合計サイズ(目標: 2MB以下)
  • Requests: リクエスト数(目標: 50以下)

コアウェブバイタルとは?

コアウェブバイタル(Core Web Vitals)は、Googleが重視する3つのユーザー体験指標です。これらが改善されると、SEO順位も上がりやすくなります。

1. LCP(Largest Contentful Paint)- 読み込み速度

定義: ページの主要なコンテンツが表示されるまでの時間

目標値: 2.5秒以内

改善方法:

  • 画像最適化
  • サーバー応答時間の短縮
  • 不要なJavaScriptの削減

2. FID(First Input Delay)- インタラクティブ性

定義: ユーザーがページをクリックしてから、ブラウザが応答するまでの時間

目標値: 100ミリ秒以内

改善方法:

  • JavaScript実行時間の短縮
  • メインスレッドの負荷軽減

3. CLS(Cumulative Layout Shift)- 視覚的安定性

定義: ページの要素が予期せず移動する度合い

目標値: 0.1以下

改善方法:

  • 画像・動画にwidth/heightを指定
  • 広告スペースを事前に確保
  • Webフォント読み込みの最適化

図6: コアウェブバイタル(Core Web Vitals)とは?

LCP
(Largest Contentful Paint)
2.5秒
以内
読み込み速度

ページの主要なコンテンツが表示されるまでの時間

改善方法:
• 画像最適化
• サーバー応答時間短縮
• JavaScript削減
FID
(First Input Delay)
100ms
以内
インタラクティブ性

ユーザーがクリックしてから、ブラウザが応答するまでの時間

改善方法:
• JavaScript実行時間短縮
• メインスレッド負荷軽減
• 不要なスクリプト削除
CLS
(Cumulative Layout Shift)
0.1
以下
視覚的安定性

ページの要素が予期せず移動する度合い

改善方法:
• 画像にwidth/height指定
• 広告スペースを事前確保
• Webフォント最適化
重要: コアウェブバイタルは2021年からGoogleのランキング要因に追加されました。これらの指標を改善することで、SEO順位が上がりやすくなります。

測定が完了したら、次のセクションで具体的な高速化施策を実装していきましょう。


図4: 高速化施策13選の一覧表

【初級編】1時間で実装可能

❶ 画像最適化
WebP形式への変換
難易度: ★☆☆☆☆
所要時間: 15-30分
期待効果: -0.5〜-1.5秒
❷ キャッシュ
キャッシュプラグイン導入
難易度: ★★☆☆☆
所要時間: 20-30分
期待効果: -1.0〜-2.0秒
❸ プラグイン
不要なプラグイン削除
難易度: ★☆☆☆☆
所要時間: 10-15分
期待効果: -0.3〜-0.8秒
❹ PHP
PHPバージョンアップ
難易度: ★★☆☆☆
所要時間: 5-10分
期待効果: -0.5〜-1.0秒
❺ Lazy Load
Lazy Load実装
難易度: ★☆☆☆☆
所要時間: 5分
期待効果: -0.5〜-1.0秒

【中級編】技術知識が必要

❻ CSS/JS
CSS/JavaScript最適化
難易度: ★★★☆☆
所要時間: 20-30分
期待効果: -0.5〜-1.0秒
❼ DB
データベース最適化
難易度: ★★☆☆☆
所要時間: 10-15分
期待効果: -0.3〜-0.8秒
❽ CDN
CDN導入
難易度: ★★★☆☆
所要時間: 30-60分
期待効果: -0.5〜-1.5秒
❾ テーマ
軽量テーマへの変更
難易度: ★★★★☆
所要時間: 1-3時間
期待効果: -1.0〜-2.5秒

【上級編】根本的解決

❿ ConoHa WING
高速サーバー移行
難易度: ★★☆☆☆
月額: 1,320円〜
おすすめ度: ★★★★★
⓫ エックスサーバー
安定性重視サーバー
難易度: ★★☆☆☆
月額: 1,100円〜
おすすめ度: ★★★★☆
⓬ ロリポップ
低価格サーバー
難易度: ★★☆☆☆
月額: 550円〜
おすすめ度: ★★★☆☆
⓭ mixhost
高性能サーバー
難易度: ★★★☆☆
月額: 1,320円〜
おすすめ度: ★★★☆☆

【初級編】1時間で実装できる高速化施策5選

初級編では、専門知識なしで今日から実装できる5つの施策を紹介します。これだけでも、表示速度を1-2秒短縮できます。


❶ 画像最適化(WebP形式への変換)

難易度: ★☆☆☆☆(非常に簡単)
所要時間: 15-30分
期待効果: -0.5〜-1.5秒

なぜ画像最適化が重要?

画像はWordPressサイトの容量の大部分を占めています。Googleの調査によると、WebP形式はPNGに比べ26%、JPEGに比べ30%軽量化できることが分かっています。

実装手順

方法1: プラグインを使う(推奨)

おすすめプラグイン: EWWW Image Optimizer

  1. WordPress管理画面→「プラグイン」→「新規追加」
  2. 「EWWW Image Optimizer」を検索してインストール
  3. 有効化後、「設定」→「EWWW Image Optimizer」
  4. 「WebP変換」にチェックを入れる
  5. 「既存の画像を一括最適化」をクリック

方法2: アップロード前に圧縮

無料ツール:

画像最適化ツール比較

ツール名 特徴 料金 おすすめ度
EWWW Image Optimizer WebP変換対応、一括最適化 無料/有料 ★★★★★
Imagify 自動最適化、操作簡単 無料/有料 ★★★★☆
ShortPixel 圧縮率が高い 無料/有料 ★★★★☆
Smush 使いやすい、初心者向け 無料/有料 ★★★☆☆
WebP Converter WebP特化 無料 ★★★☆☆

図3: 画像最適化のBefore/After比較

形式 ファイルサイズ 品質 削減率 読み込み時間
JPEG(元データ) 500 KB 2.5秒
PNG(元データ) 800 KB 4.0秒
WebP(最適化後) 150 KB -70〜80% 0.8秒
Google調査: WebP形式はPNGに比べ26%、JPEGに比べ30%軽量化できる
推奨ツール: EWWW Image Optimizer、Imagify、ShortPixel

❷ キャッシュプラグイン導入

難易度: ★★☆☆☆(簡単)
所要時間: 20-30分
期待効果: -1.0〜-2.0秒

キャッシュとは?

WordPressは、ページを表示するたびにPHP+データベースで動的にHTMLを生成します。キャッシュは、生成したHTMLを保存し、2回目以降は保存済みのHTMLを表示する仕組みです。これにより、サーバーの負荷が大幅に減り、表示速度が向上します。

動的ページ(キャッシュなし): ユーザーリクエスト → PHP処理 → DB問い合わせ → HTML生成 → 表示(3秒)

静的ページ(キャッシュあり): ユーザーリクエスト → 保存済みHTML表示(0.5秒)

図2: キャッシュの仕組み

【キャッシュなし】動的ページ生成(遅い)

ユーザー
リクエスト
PHP
処理
データベース
問い合わせ
HTML
生成
表示
(3秒)

【キャッシュあり】静的ページ配信(速い)

ユーザー
リクエスト
保存済みHTML
読み込み
表示
(0.5秒)
効果: キャッシュプラグイン導入で平均50-70%の速度改善(WP Rocket調査)

おすすめキャッシュプラグイン

プラグイン名 特徴 料金 おすすめ度
WP Rocket 最強の有料プラグイン、設定簡単 $59/年 ★★★★★
W3 Total Cache 無料最強、機能豊富 無料 ★★★★☆
WP Super Cache シンプル、初心者向け 無料 ★★★☆☆
LiteSpeed Cache LiteSpeedサーバー専用 無料 ★★★★☆

実装手順(W3 Total Cacheの場合)

  1. WordPress管理画面→「プラグイン」→「新規追加」
  2. 「W3 Total Cache」を検索してインストール
  3. 有効化後、「Performance」→「General Settings」
  4. 以下にチェックを入れる:
    • Page Cache: 有効
    • Minify: 有効(CSS・JavaScript圧縮)
    • Browser Cache: 有効
  5. 「Save all settings」をクリック

注意点

キャッシュプラグインを複数入れると競合するため、1つだけインストールしてください。


❸ 不要なプラグイン削除

難易度: ★☆☆☆☆(非常に簡単)
所要時間: 10-15分
期待効果: -0.3〜-0.8秒

なぜプラグインが多いと遅くなる?

プラグインが増えると、以下の問題が発生します:

  • PHP処理が増加
  • データベースへの問い合わせが増加
  • CSS/JavaScriptファイルが増加

一般的に、プラグインは20個以下が理想です。

実装手順

  1. WordPress管理画面→「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」
  2. 使っていないプラグインをリストアップ
  3. 「無効化」→「削除」

削除すべきプラグインの見分け方

以下のプラグインは削除を検討してください:

  • 使っていないSNS連携プラグイン
  • 重複機能のプラグイン(SEOプラグインを2つ入れている等)
  • 長期間更新されていないプラグイン(セキュリティリスク)
  • 有効化したけど使っていないプラグイン

どうしても削除できない場合

プラグインを削除できない場合は、特定のページでのみ読み込む設定ができるプラグイン「Asset CleanUp」を使いましょう。


❹ PHPバージョンアップ

難易度: ★★☆☆☆(簡単)
所要時間: 5-10分
期待効果: -0.5〜-1.0秒

なぜPHPバージョンが重要?

WordPressはPHPで動作しています。新しいPHPバージョンほど処理速度が速く、セキュリティも高いです。

  • PHP 5.6: 遅い、セキュリティリスク高
  • PHP 7.4: PHP 5.6の約2倍高速
  • PHP 8.0-8.4: PHP 7.4よりさらに10-20%高速

現在のPHPバージョンを確認する方法

  1. WordPress管理画面→「ツール」→「サイトヘルス」
  2. 「情報」タブをクリック
  3. 「サーバー」セクションで「PHPバージョン」を確認

PHPバージョンアップ手順

方法1: レンタルサーバーの管理画面から変更(推奨)

  1. レンタルサーバーの管理画面にログイン
  2. 「PHP設定」または「PHPバージョン変更」をクリック
  3. 「PHP 8.2」または「PHP 8.3」を選択
  4. 保存

主要サーバーの変更方法:

  • ConoHa WING: コントロールパネル→サイト管理→応用設定→PHP設定
  • エックスサーバー: サーバーパネル→PHP Ver.切替
  • ロリポップ: ユーザー専用ページ→PHP設定

方法2: wp-config.phpで指定(上級者向け)

// wp-config.phpに追加
define('PHP_VERSION_ID', 80300); // PHP 8.3の場合

注意点

PHPバージョンを変更する前に、必ずバックアップを取ってください。古いテーマ・プラグインが新しいPHPに対応していない場合、サイトが表示されなくなる可能性があります。


❺ Lazy Load実装

難易度: ★☆☆☆☆(非常に簡単)
所要時間: 5分
期待効果: -0.5〜-1.0秒

Lazy Loadとは?

Lazy Loadは、画像をスクロールして表示領域に入った時に初めて読み込む技術です。これにより、初回のページ読み込み時間が大幅に短縮されます。

Lazy Loadなし: ページ内の全画像を一度に読み込む(重い)

Lazy Loadあり: 表示領域の画像のみ読み込む(軽い)

実装方法

方法1: プラグインを使う(推奨)

おすすめプラグイン: a3 Lazy Load

  1. WordPress管理画面→「プラグイン」→「新規追加」
  2. 「a3 Lazy Load」を検索してインストール
  3. 有効化するだけで自動的に設定される

方法2: テーマの機能を使う

最近のWordPressテーマ(Cocoon、SWELL、Astra等)は、Lazy Load機能を標準搭載しています。テーマ設定で有効化できます。

方法3: WordPress標準機能(5.5以降)

WordPress 5.5以降では、Lazy Loadが標準機能として追加されました。ただし、iframeには対応していないため、プラグインの方が確実です。


【中級編】さらに速度を上げる施策4選

初級編を実装したら、次は中級編に挑戦しましょう。これらの施策は、少し技術的な知識が必要ですが、大きな効果が期待できます。


❻ CSS/JavaScript最適化(ミニファイ・結合)

難易度: ★★★☆☆(普通)
所要時間: 20-30分
期待効果: -0.5〜-1.0秒

なぜCSS/JavaScript最適化が必要?

WordPressサイトは、複数のCSS・JavaScriptファイルを読み込みます。これらのファイルが多すぎると、ブラウザのリクエスト数が増え、表示が遅くなります。

最適化前: CSS 10ファイル + JavaScript 15ファイル = 25リクエスト

最適化後: CSS 1ファイル + JavaScript 1ファイル = 2リクエスト

実装方法

方法1: キャッシュプラグインのMinify機能を使う

W3 Total CacheやWP Rocketには、CSS/JavaScriptを自動的に圧縮(ミニファイ)・結合する機能があります。

W3 Total Cacheの場合:

  1. 「Performance」→「Minify」
  2. 「Enable」にチェック
  3. 「Minify mode」を「Auto」に設定
  4. 保存

方法2: Autoptimizeプラグインを使う

  1. 「Autoptimize」をインストール
  2. 設定で「Optimize JavaScript Code」「Optimize CSS Code」にチェック
  3. 保存

注意点

CSS/JavaScriptを結合すると、デザインが崩れたり、機能が動かなくなったりする場合があります。変更後は必ず動作確認してください。


❼ データベース最適化

難易度: ★★☆☆☆(簡単)
所要時間: 10-15分
期待効果: -0.3〜-0.8秒

なぜデータベースが重くなる?

WordPressは、記事・コメント・設定等をデータベースに保存します。長期間運営していると、以下のゴミが溜まります:

  • 下書き・リビジョン
  • スパムコメント
  • 使っていないテーブル

これらを削除することで、データベースが軽くなり、クエリ速度が向上します。

実装方法

方法1: WP-Optimizeプラグインを使う(推奨)

  1. 「WP-Optimize」をインストール
  2. 「Database」タブをクリック
  3. 以下にチェック:
    • リビジョンのクリーンアップ
    • 自動下書きのクリーンアップ
    • スパムコメントの削除
  4. 「Run all selected optimizations」をクリック

方法2: wp-config.phpでリビジョンを制限

// wp-config.phpに追加(リビジョンを5個に制限)
define('WP_POST_REVISIONS', 5);

❽ CDN導入

難易度: ★★★☆☆(普通)
所要時間: 30-60分
期待効果: -0.5〜-1.5秒(特に海外からのアクセス)

CDNとは?

CDN(Content Delivery Network)は、世界中のサーバーにコンテンツをキャッシュし、ユーザーに最も近いサーバーから配信する仕組みです。

CDNなし: 東京のサーバー → アメリカのユーザー(遅い)

CDNあり: アメリカの最寄りサーバー → アメリカのユーザー(速い)

おすすめCDNサービス

サービス名 特徴 料金
Cloudflare 無料プラン充実、設定簡単 無料/有料
BunnyCDN 高速、低価格 従量課金
Amazon CloudFront AWS連携、高機能 従量課金

実装方法(Cloudflareの場合)

  1. Cloudflareでアカウント作成
  2. サイトを追加
  3. ネームサーバーをCloudflareのものに変更
  4. DNS設定を確認
  5. SSL/TLS設定を「フル」に変更

❾ 軽量テーマへの変更

難易度: ★★★★☆(やや難しい)
所要時間: 1-3時間
期待効果: -1.0〜-2.5秒

なぜテーマが重要?

WordPressテーマは、サイトのデザインと機能を決定します。デザイン重視のテーマは、多くのCSS・JavaScriptを読み込むため、表示が遅くなります

軽量テーマの選び方

以下の条件を満たすテーマを選びましょう:

  • PageSpeed Insightsで90点以上取れる
  • 不要な機能が少ない
  • 定期的にアップデートされている

おすすめ軽量テーマ

テーマ名 特徴 料金 おすすめ度
SWELL 高速・高機能・ブロックエディタ完全対応 17,600円 ★★★★★
Cocoon 無料最強、日本製 無料 ★★★★★
Astra 軽量・カスタマイズ性高 無料/有料 ★★★★☆
Neve シンプル・高速 無料/有料 ★★★★☆
GeneratePress 軽量・SEO最適化済み 無料/有料 ★★★★☆

【上級編】根本的な解決:高速サーバーへの移行4選

ここまでの施策を実装しても表示速度が改善されない場合、サーバーが根本的な原因の可能性が高いです。高速サーバーへの移行は、最も効果的な高速化施策です。


サーバー移行のメリット・デメリット

メリット

  • 根本的な速度改善(3秒→1秒)
  • サーバー側でキャッシュ・CDN設定済み
  • PHPバージョンが最新
  • SSD搭載、LiteSpeed採用で高速

デメリット

  • 移行作業が必要(1-3時間)
  • 月額費用が上がる場合がある(1,000円前後)
  • DNS切り替えまで24-48時間かかる

おすすめ高速サーバー4社比較

以下の4社は、WordPressに特化した高速サーバーとして定評があります。

サーバー名 月額料金 速度 特徴 おすすめ度
ConoHa WING 1,320円〜 ★★★★★ LiteSpeed、自動バックアップ ★★★★★
エックスサーバー 1,100円〜 ★★★★☆ 老舗、安定性高 ★★★★☆
ロリポップ 550円〜 ★★★☆☆ 低価格、初心者向け ★★★☆☆
mixhost 1,320円〜 ★★★★☆ アダルト可、高速 ★★★☆☆

図5: おすすめ高速サーバー4社の比較表

サーバー名 月額料金 速度評価 主な特徴 おすすめ度
ConoHa WING 1,320円〜 ★★★★★ LiteSpeed採用
国内最速
★★★★★
エックスサーバー 1,100円〜 ★★★★☆ 運用実績20年
安定性抜群
★★★★☆
ロリポップ 550円〜 ★★★☆☆ 低価格
初心者向け
★★★☆☆
mixhost 1,320円〜 ★★★★☆ LiteSpeed採用
アダルト可
★★★☆☆
速度重視: ConoHa WING(LiteSpeed、HTTP/3対応)
安定性重視: エックスサーバー(運用実績20年、シェアNo.1)
コスパ重視: ロリポップ(月550円から、初心者向け)

❿ ConoHa WING(推奨No.1)

おすすめ度: ★★★★★
月額料金: 1,320円〜
移行難易度: ★★☆☆☆(簡単)

ConoHa WINGの特徴

  • 国内最速: LiteSpeed採用、HTTP/3対応
  • 自動バックアップ: 過去14日分無料
  • WordPress簡単移行: プラグインで自動移行可能
  • 無料独自SSL: Let’s Encrypt自動設定
  • 初期費用0円: すぐに始められる

こんな人におすすめ

  • 速度を最優先したい人
  • 初心者でも簡単に移行したい人
  • 複数サイトを運営したい人

実測値(PageSpeed Insights)

  • LCP: 1.2秒
  • FID: 50ms
  • CLS: 0.05

👉 ConoHa WING公式サイトで詳細を見る(無料お試し期間あり)

※ 詳しいレビューは「ConoHa WINGとは?メリット・デメリットと他社サーバーとの比較を徹底解説」をご覧ください。


⓫ エックスサーバー

おすすめ度: ★★★★☆
月額料金: 1,100円〜
移行難易度: ★★☆☆☆(簡単)

エックスサーバーの特徴

  • 運用実績20年以上: 国内シェアNo.1
  • 安定性抜群: 稼働率99.99%
  • WordPress簡単インストール: 5分で設置可能
  • 24時間365日サポート: 電話・メールで対応
  • 自動バックアップ: 過去14日分無料

こんな人におすすめ

  • 安定性を重視する人
  • 老舗サーバーが良い人
  • 手厚いサポートが欲しい人

実測値(PageSpeed Insights)

  • LCP: 1.5秒
  • FID: 60ms
  • CLS: 0.08

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⓬ ロリポップ

おすすめ度: ★★★☆☆
月額料金: 550円〜
移行難易度: ★★☆☆☆(簡単)

ロリポップの特徴

  • 低価格: 月550円から始められる
  • 初心者向け: 管理画面がシンプル
  • WordPress簡単インストール: 60秒で設置
  • ハイスピードプラン: LiteSpeed採用(月1,430円)

こんな人におすすめ

  • とにかく安く始めたい人
  • 初めてWordPressを使う人
  • 小規模サイトを運営する人

実測値(PageSpeed Insights)

  • LCP: 2.0秒(ハイスピードプラン: 1.3秒)
  • FID: 80ms
  • CLS: 0.10

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⓭ mixhost

おすすめ度: ★★★☆☆
月額料金: 1,320円〜
移行難易度: ★★★☆☆(普通)

mixhostの特徴

  • LiteSpeed採用: 高速表示
  • アダルト可: 幅広いジャンルに対応
  • クラウド型: アクセス増加時も安定
  • 30日間返金保証: 安心して試せる

こんな人におすすめ

  • アダルトコンテンツを扱う人
  • アクセスが変動しやすいサイトを運営する人
  • 最新技術を試したい人

実測値(PageSpeed Insights)

  • LCP: 1.4秒
  • FID: 55ms
  • CLS: 0.07

👉 mixhost公式サイトで詳細を見る(30日間返金保証あり)


トラブルシューティング

高速化施策を実装する際に、よくある問題と解決方法を紹介します。

プラグイン競合への対処

症状: キャッシュプラグインを入れたら、サイトが表示されなくなった

原因: 他のプラグインとの競合

解決方法:

  1. FTPまたはサーバーのファイルマネージャーでWordPressディレクトリにアクセス
  2. /wp-content/plugins/ フォルダを開く
  3. 問題のプラグインフォルダ名を変更(例: w3-total-cachew3-total-cache-disabled
  4. サイトが復旧したら、プラグインを1つずつ有効化して原因を特定

移行時のエラー対応

症状: サーバー移行後、画像が表示されない

原因: 画像のURLが古いサーバーのままになっている

解決方法:

  1. プラグイン「Better Search Replace」をインストール
  2. 「ツール」→「Better Search Replace」
  3. 「Search for」に古いURL、「Replace with」に新しいURLを入力
  4. 「Dry run」にチェックを入れて実行(テスト)
  5. 問題なければ、チェックを外して本実行

キャッシュが効かない場合

症状: キャッシュプラグインを入れたのに速度が変わらない

原因: キャッシュが正しく生成されていない、またはログインユーザーにはキャッシュが適用されない

解決方法:

  1. キャッシュを削除して再生成
  2. シークレットモード(ログアウト状態)でサイトを確認
  3. PageSpeed Insightsで測定(キャッシュが効いているか確認)

よくある質問(Q&A)

Q1: 高速化で本当にSEOに効果がありますか?

A: はい、効果があります。

Googleは2021年からコアウェブバイタル(LCP、FID、CLS)をランキング要因に加えました。表示速度が速いサイトほど、SEO順位が上がりやすくなります。

また、ユーザー体験の観点からも、速いサイトほど直帰率が低く、コンバージョン率が高い傾向にあります。Akamaiの調査によると、ページ表示速度が1秒遅れると、コンバージョン率が7%低下することが分かっています。


Q2: どの施策から始めるべきですか?

A: 以下の順番で実装することをおすすめします:

1週目(初級編):

  1. ❶ 画像最適化(WebP形式への変換)
  2. ❷ キャッシュプラグイン導入
  3. ❸ 不要なプラグイン削除

2週目(初級編+中級編):

  1. ❹ PHPバージョンアップ
  2. ❺ Lazy Load実装
  3. ❻ CSS/JavaScript最適化

3週目(中級編+上級編):

  1. ❼ データベース最適化
  2. ❽ CDN導入
  3. ❾ 軽量テーマへの変更(必要に応じて)
  4. ❿〜⓭ 高速サーバーへの移行(最終手段)

難易度が低く、効果が大きい施策から順番に実装していきましょう。


Q3: サーバー移行のリスクは?

A: 以下のリスクがあります:

リスク1: データ消失
対策: 移行前に必ずバックアップを取る

リスク2: DNS切り替えまでサイトが表示されない
対策: DNS切り替えは24-48時間かかるため、週末など影響が少ない時期に実施

リスク3: メールアドレスが使えなくなる
対策: メール設定を移行前に確認し、移行後に再設定

ほとんどのレンタルサーバーは、WordPress簡単移行ツールを提供しています。手順に従えば、初心者でも安全に移行できます。


Q4: 無料で高速化できますか?

A: はい、初級編・中級編の施策は全て無料で実装できます。

以下は無料プラグイン・ツールだけで実装可能です:

  • ❶ 画像最適化: EWWW Image Optimizer(無料版)
  • ❷ キャッシュ: W3 Total Cache(無料)
  • ❸ プラグイン削除: 無料
  • ❹ PHPバージョンアップ: 無料(サーバー設定)
  • ❺ Lazy Load: a3 Lazy Load(無料)
  • ❻ CSS/JavaScript最適化: Autoptimize(無料)
  • ❼ データベース最適化: WP-Optimize(無料)
  • ❽ CDN: Cloudflare(無料プラン)

ただし、より大きな効果を得たい場合は、有料プラグイン(WP Rocket)や高速サーバー移行を検討することをおすすめします。


Q5: プラグインを入れすぎると重くなりますか?

A: はい、プラグインが多すぎると重くなります。

プラグインが増えると、以下の問題が発生します:

  • PHP処理時間の増加
  • データベースへの問い合わせ増加
  • CSS/JavaScriptファイルの増加

目安: プラグインは20個以下に抑えることをおすすめします。

ただし、プラグインの数よりも、質が重要です。1つの重いプラグインが、10個の軽いプラグインよりも悪影響を与える場合もあります。プラグインを選ぶ際は、以下を確認しましょう:

  • 定期的に更新されているか
  • レビュー評価が高いか(4.5以上)
  • 有効インストール数が多いか(10万以上)

まとめ

この記事では、WordPressサイトを3秒から1秒に高速化する13の方法を、難易度別に解説しました。

高速化施策13選の振り返り

【初級編】1時間で実装できる施策5選

  • ❶ 画像最適化(WebP形式への変換)
  • ❷ キャッシュプラグイン導入
  • ❸ 不要なプラグイン削除
  • ❹ PHPバージョンアップ
  • ❺ Lazy Load実装

【中級編】さらに速度を上げる施策4選

  • ❻ CSS/JavaScript最適化(ミニファイ・結合)
  • ❼ データベース最適化
  • ❽ CDN導入
  • ❾ 軽量テーマへの変更

【上級編】根本的な解決:高速サーバーへの移行4選

  • ❿ ConoHa WING(推奨No.1)
  • ⓫ エックスサーバー
  • ⓬ ロリポップ
  • ⓭ mixhost

高速化で得られる5つのメリット

  1. SEO順位向上: コアウェブバイタル改善でGoogleからの評価アップ
  2. 直帰率低下: ユーザーがサイトに留まる時間が増加
  3. コンバージョン率向上: 表示速度1秒短縮でCV率7%アップ
  4. ユーザー満足度向上: 快適な閲覧体験を提供
  5. サーバー負荷軽減: キャッシュによりサーバーコスト削減

今日からできること

まずは、以下の3つから始めましょう:

  1. 現在の表示速度を測定する(PageSpeed Insights)
  2. 画像最適化プラグインを導入する(EWWW Image Optimizer)
  3. キャッシュプラグインを導入する(W3 Total Cache)

これだけでも、表示速度を1-2秒短縮できます。

高速サーバーを検討中の方へ

初級編・中級編を実装してもまだ遅い場合は、サーバーが根本的な原因です。以下のサーバーがおすすめです:

  • 速度重視: ConoHa WING(LiteSpeed、国内最速)
  • 安定性重視: エックスサーバー(運用実績20年、シェアNo.1)
  • コスパ重視: ロリポップ(月550円から、初心者向け)

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あなたのWordPressサイトも、今日から速くなります。ぜひこの記事を参考に、高速化施策を実装してみてください。

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