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WordPressのメリット、デメリット!それぞれ10個考えました!

Wordpressのメリット、デメリット!それぞれ10個考えました!

はじめに

WordPressは世界中で広く使われているオープンソースのコンテンツ管理システムです。初心者でも使いやすく、多機能性が高いことから、個人ブログから大規模企業のウェブサイトまで、様々なサイトで利用されています。

本記事では、WordPressのメリットとデメリットについてそれぞれ10個ずつ挙げ、WordPressを利用する際に知っておくべき情報をまとめました。WordPressを使ってサイトを作成する際の参考にしていただければ幸いです。

メリット

1.多機能性が高い

WordPressは、多機能性が高いため、様々な種類のウェブサイトに適用できます。具体的には、以下のような機能が備わっています。

  • ブログ機能:

    WordPressはもともとブログ作成に特化したプラットフォームとしてスタートしました。そのため、記事の投稿、編集、公開、タグ付け、コメント管理などの機能が充実しています。

  • カスタマイズ機能:

    WordPressはテーマと呼ばれるデザインテンプレートを使用して、ウェブサイトの外観を簡単に変更できます。また、プラグインと呼ばれるアドオンをインストールすることで、様々な機能を拡張することができます。

  • eコマース機能:

    WordPressには、ウェブショップ機能を提供するプラグインが多数あります。たとえば、WooCommerceやEasy Digital Downloadsなどがあります。

  • SEO対策機能:

    WordPressはSEOに強いプラットフォームとして知られています。サイトの構造がシンプルで、SEOに有効なプラグインも多数あります。

  • マルチユーザー機能:

    WordPressは複数のユーザーが同じサイトにアクセスできるように設計されています。各ユーザーには、権限に応じた役割が割り当てられます。

これらの機能を組み合わせることで、WordPressは様々な目的に適したウェブサイトを作成することができます。

2.無料のテーマやプラグインが豊富

WordPressには、無料のテーマやプラグインが豊富に用意されています。これらは、ユーザーが簡単にインストールして利用することができます。

無料のテーマは、WordPressサイトの外観をカスタマイズするために使用されます。WordPressの公式サイトや、多数のテーマ配布サイトから、様々なデザインのテーマを選ぶことができます。これらのテーマは、レスポンシブデザインに対応しているものが多く、スマートフォンやタブレットなど、さまざまな端末で表示されるようになっています。

無料のプラグインは、WordPressサイトに機能を追加するために使用されます。たとえば、連絡フォームを作成するプラグインや、SEO対策をするためのプラグイン、ウェブショップを作成するためのプラグインなどがあります。これらのプラグインは、WordPressの公式サイトや、多数のプラグイン配布サイトからダウンロードすることができます。

WordPressは無料であり、多数の無料のテーマやプラグインが用意されていることにより、初心者でもコストを抑えながら簡単にウェブサイトを作成することができます。ただし、無料のテーマやプラグインには、セキュリティ上のリスクがあるため、信頼できるものを選ぶように注意する必要があります。

3.SEO対策がしやすい

WordPressは、SEO対策がしやすいCMS(コンテンツマネジメントシステム)の1つです。以下に、その理由を説明します。

まず、WordPressはSEOに必要な要素を持っているとされています。たとえば、コンテンツが見やすく分かりやすいHTML構造であること、タイトルタグやメタディスクリプションなどの重要なタグを簡単に設定できること、スピードが速く読み込み時間が短いことなどが挙げられます。これらの要素は、検索エンジンのクローラーにとって重要であり、適切に設定することでランキングを向上させることができます。

また、WordPressはSEO対策に役立つプラグインが豊富に用意されています。たとえば、「Yoast SEO」というプラグインは、タイトルタグやメタディスクリプションの設定を簡単に行うことができ、サイト内の検索エンジン最適化を助ける多くの機能を提供しています。

さらに、WordPressは更新が継続的に行われており、SEOに影響する部分についても改善が行われています。たとえば、Googleがウェブサイトの表示速度をランキングに影響を与えることを発表した後、WordPressは自動的に高速化されるキャッシュ機能を提供するようになりました。

以上のように、WordPressはSEO対策がしやすいCMSの1つであると言えます。ただし、SEOには多くの要素が含まれており、設定やプラグインだけで完了するものではありません。適切なキーワードの選定や、コンテンツの質の向上など、他の要素にも注力する必要があります。

4.ユーザーフレンドリーで使いやすい

WordPressは、初心者でも使いやすいCMSの1つであり、ユーザーフレンドリーであると言われています。以下に、その理由を説明します。

まず、WordPressはインストールが簡単で、直感的なインターフェースを持っています。初めての人でも、インストールにあまり時間をかけずに、サイトを作成することができます。また、ダッシュボードや管理画面は、シンプルで分かりやすく、新しい記事を投稿したり、ページを追加するなど、必要な作業を迅速に実行することができます。

さらに、WordPressは、標準で多くの機能が備わっており、多数のテーマやプラグインを提供しています。これらは、デザインのカスタマイズや機能の追加に役立ちます。また、WordPressのコミュニティは非常に大きく、多数のユーザーがオンライン上で相互に支援し合っています。WordPressの公式サイトには、多くのドキュメンテーション、フォーラム、チュートリアル、ビデオ教材などがあり、初心者にも役立つ情報が豊富に揃っています。

さらに、WordPressは、多言語対応やモバイルフレンドリーなど、現代のWebに必要な機能を備えています。これにより、ユーザーが様々なデバイスや言語でサイトを利用することができ、ユーザーエクスペリエンスが向上します。

以上のように、WordPressは初心者にとっても使いやすいCMSであり、多くの機能を提供していることから、ユーザーフレンドリーであると言えます。

5.大規模サイトにも対応可能

WordPressは、初心者にとっても使いやすいCMSであると同時に、大規模サイトにも対応可能な柔軟性を持っています。

まず、WordPressは、大規模サイトに必要な機能を提供する多数のプラグインをサポートしています。たとえば、膨大なコンテンツを管理するためのカスタム投稿タイプやタクソノミー、高度な検索機能、複数のユーザーによるコラボレーション機能などがあります。また、WordPressのプラグインは、多くの場合カスタマイズが可能で、自社のニーズに合わせて機能を追加することができます。

さらに、WordPressは、高い拡張性と柔軟性を持っています。たとえば、WordPressはオープンソースのソフトウェアであり、PHPやMySQLなどのオープンソースの技術をベースにしているため、カスタム開発に適しています。これにより、大規模サイトで必要な機能を自由自在にカスタマイズすることができます。

さらに、WordPressは、大規模サイトでも高速に動作するように設計されています。たとえば、WordPressは、キャッシュプラグインをサポートしているため、高負荷なトラフィックにも対応することができます。また、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)などの技術を利用することで、グローバルな規模でのサイト運営も可能です。

以上のように、WordPressは、多くのプラグインやカスタマイズによって、大規模サイトにも対応可能な柔軟性を持っています。また、高速化にも対応しており、高負荷なトラフィックにも対応することができます。

6.多言語化に対応している

WordPressは、多言語対応に非常に優れているCMSの一つです。WordPressは、標準的に多言語に対応しており、ユーザーが好みの言語を選択できます。また、WordPressのプラグイン「Polylang」や「WPML」など、多言語サイトを作成するための専用プラグインが豊富にあります。

これらのプラグインを使用すると、ユーザーが複数の言語でコンテンツを閲覧できるようになります。たとえば、ウェブサイトを英語と日本語の2つの言語で提供したい場合、PolylangやWPMLを使用して、2つの言語用のページを作成することができます。さらに、これらのプラグインは、多言語サイトのSEO対策をサポートするための機能も提供しています。

WordPressは、多言語化に対応しているため、グローバル展開を行う企業や、海外からの訪問者をターゲットとしたウェブサイトにとっては非常に有用です。多言語対応をサポートするプラグインが多数あり、さまざまなニーズに合わせてカスタマイズすることができるため、多言語対応のウェブサイト構築には最適なCMSの一つです。

7.オープンソースなので柔軟性が高い

WordPressは、オープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)であり、世界中の開発者たちがコードを共有しているため、柔軟性が非常に高いというメリットがあります。以下に、その理由をいくつか挙げてみます。

  1. カスタマイズ性:

    WordPressは、コードが公開されているため、自由自在にカスタマイズすることができます。ユーザーは、自分のウェブサイトに合わせた独自のテーマやプラグインを作成することができます。

  2. 多様な用途に対応:

    WordPressは、単なるブログシステムだけでなく、eコマースサイトや会員制サイトなど、様々な用途にも対応しています。また、拡張性に優れているため、必要な機能をプラグインで追加することができます。

  3. 多くの開発者による支援:

    WordPressは、オープンソースのCMSであるため、世界中の多くの開発者たちが開発に参加しています。そのため、バグの修正や新機能の追加など、非常に素早く行われます。

  4. 多言語対応:

    WordPressは、多言語対応が可能です。開発者たちは、翻訳ファイルを用意することで、WordPressの翻訳を自由自在に変更することができます。

  5. 他のシステムとの連携が容易:

    WordPressは、他のシステムとの連携が容易です。例えば、Google AnalyticsやMailChimpなど、多くの外部サービスと連携することができます。

以上のように、WordPressはオープンソースのCMSであり、多くの開発者たちがコードを共有しているため、柔軟性が非常に高いというメリットがあります。これにより、ユーザーは自由自在にカスタマイズを行い、必要な機能を追加することができます。

8.コミュニティが活発で情報が豊富

WordPressは、オープンソースのCMSであり、世界中の多くの開発者たちが開発に参加しています。そのため、WordPressのコミュニティは非常に活発で、情報が豊富であるというメリットがあります。以下に、その理由をいくつか挙げてみます。

  1. ドキュメンテーションの充実:

    WordPressの公式サイトには、豊富なドキュメンテーションが用意されており、ユーザーがWordPressを使いこなすための情報が網羅されています。また、コミュニティによる日本語訳のドキュメンテーションもあり、日本語ユーザーにとっても非常に使いやすいです。

  2. コミュニティフォーラム:

    WordPressの公式サイトには、コミュニティフォーラムがあり、ユーザーが質問をすることができます。多くのWordPressユーザーが参加しており、質問に対して迅速に回答がもらえるため、トラブルシューティングに非常に役立ちます。

  3. プラグインやテーマの配布サイト:

    WordPressのプラグインやテーマの配布サイトは非常に充実しています。特に、公式サイトにあるプラグインやテーマは、WordPressの品質基準に合格したものが掲載されているため、安心して利用することができます。

  4. WordPress Meetup:

    WordPressのユーザーグループであるWordPress Meetupは、世界中で開催されています。参加者は、WordPressの最新情報やトラブルシューティングのノウハウを共有することができます。

以上のように、WordPressは、オープンソースのCMSであり、世界中の多くの開発者たちが参加しているため、コミュニティが活発で情報が豊富であるというメリットがあります。ユーザーは、公式サイトのドキュメンテーションやコミュニティフォーラムで質問することができ、必要な情報を簡単に入手することができます。また、WordPress Meetupに参加することで、さらに多くの情報を得ることができます。

9.独自ドメインが使える

WordPressは、独自ドメインを使用することができます。独自ドメインとは、ウェブサイトのアドレスの最初に表示されるwww以降の部分(ドメイン名)を自分で選ぶことができるものです。たとえば、www.example.comの「example.com」がドメイン名にあたります。

WordPressを使用すると、独自ドメインを購入して、それをWordPressに接続することができます。これにより、無料のドメインを使用するよりも、よりプロフェッショナルな印象を与えることができます。

また、独自ドメインを使用することで、サイトのSEOにも役立ちます。独自ドメインを使用することで、サイトの信頼性が向上し、検索エンジンのランキングにも影響を与えることができます。

独自ドメインを使用するためには、ドメインを購入し、WordPressに接続する必要があります。WordPressには、独自ドメインを使用する方法について詳しいドキュメントが用意されているため、簡単に設定することができます。

10.簡単なカスタマイズ性

WordPressは、多くのテーマやプラグインが用意されているため、初心者でも簡単に自分のサイトをカスタマイズすることができます。

例えば、WordPressのテーマを変更することで、サイトのデザインを一新することができます。また、プラグインをインストールすることで、様々な機能を追加することができます。例えば、SEO対策やフォーム作成、ソーシャルメディア連携など、必要な機能を簡単に追加することができます。

さらに、WordPressはPHPやCSS、HTMLなどのコードを編集することができるため、より高度なカスタマイズも可能です。プログラマーでなくても、Web制作の基本的な知識があれば、カスタマイズを行うことができます。

簡単なカスタマイズ性は、自分のサイトを自由にカスタマイズすることができるという利点があります。また、WordPressは、自分でカスタマイズを行うことで、サイトのパフォーマンスを最適化することもできます。したがって、カスタマイズ性は、WordPressを使う上で非常に重要なメリットの一つです。

デメリット

1.初期設定が難しい

WordPressの初期設定は、Web制作に知見のない人にとってはやや難しいと感じることがあります。その理由としては、WordPressが提供する多機能性やカスタマイズ性が豊富である一方で、その多くが初期状態では無効になっているため、必要な機能を自分で有効にする必要があるからです。

また、初期設定では、WordPressをインストールし、データベースを設定する必要があります。これらの作業は、技術的な知識が必要であるため、Web制作に知見のない人にとっては難しいと感じることがあります。

さらに、WordPressを使う上で重要なセキュリティ対策の設定や、SEO対策の設定なども初期設定の中で行われます。これらの設定が不十分だと、セキュリティ上の問題や、検索エンジンでの表示が悪くなるなどの問題が発生する可能性があります。

しかし、WordPressは多くのホスティングサービスで提供されているため、初期設定に困った場合は、ホスティングサービスのサポートなどを利用することもできます。また、Web制作に知見のない人向けのWordPressチュートリアルやガイドも多数存在しているため、これらを参考にすることで、初期設定をスムーズに行うことができます。

2.サイトのパフォーマンスが低下しやすい

WordPressの大きなデメリットの1つとして、サイトのパフォーマンスが低下しやすいという点があります。これは、WordPressが提供する多機能性やカスタマイズ性が豊富であるため、必要以上に多くのプラグインやテーマを導入し、サイトのロード時間やパフォーマンスを低下させてしまうことがあるからです。

また、WordPressは動的なサイトであるため、毎回データベースを読み込んでページを生成する必要があります。そのため、サイトのトラフィックが多くなると、データベースの負荷が増大し、サイトのパフォーマンスが低下する可能性があります。

さらに、WordPressを運用する上で、セキュリティ対策やバックアップの設定を適切に行わないと、ハッキング被害などのリスクもあります。

これらの問題を避けるためには、適切なプラグインやテーマの選択、キャッシュ機能の導入、CDNの活用などが必要です。また、サイトのトラフィックが多くなる場合には、専用サーバーへの移行などの対策が必要となる場合があります。

3.サイトのセキュリティに注意が必要

WordPressは世界中で多くのサイトで使われているため、ハッカーの攻撃対象となる可能性があります。そのため、WordPressを使う場合には、セキュリティ対策に十分な注意が必要です。

WordPress自体は比較的安全であり、セキュリティの問題は主にプラグインやテーマの脆弱性、管理者のパスワードの簡単な設定、古いWordPressのバージョンを使用していることなどが原因となっています。

セキュリティ対策としては、以下のような方法があります。

  • プラグインやテーマは、信頼できる開発元から入手し、定期的にアップデートする。
  • 管理者のパスワードは、複雑で長いものにする。
  • 古いWordPressのバージョンは使用せず、常に最新版にアップデートする。
  • セキュリティ対策のプラグインを導入する。
  • セキュリティ設定を確認し、不必要なユーザーアカウントを削除する。
  • バックアップを定期的に取り、万が一の場合に備える。

また、WordPressを運用する際には、安全なサーバー環境で運用することも重要です。サーバーの設定やファイアウォールなどを確認し、適切な対策を行うことで、サイトのセキュリティを向上させることができます。

4.バックアップやアップデートが手間

WordPressを使う場合、定期的なバックアップやアップデートは必須です。しかし、これらの作業には手間がかかるというデメリットがあります。

まず、バックアップについてです。WordPressのサイトは、サーバー上にあるファイルとデータベースによって構成されています。そのため、バックアップを取る際には、ファイルとデータベースの両方をバックアップする必要があります。また、バックアップを手動で行う場合、定期的に行うことが重要であるため、手間がかかるという問題があります。

次に、アップデートについてです。WordPress自体やプラグイン、テーマなど、使用しているソフトウェアのアップデートは、セキュリティ対策や新機能の追加などを目的として行われます。しかし、アップデートには手間がかかるという問題があります。特に、複数のプラグインやテーマを使用している場合、それらのアップデートをまとめて行う必要があります。また、アップデートによって、サイトの動作が変わってしまうこともあるため、アップデート後の動作確認も必要です。

以上のように、WordPressを使う場合には、バックアップやアップデートに時間や手間がかかるというデメリットがあります。しかし、セキュリティや運用の観点から見ると、これらの作業は欠かせないものであり、定期的に行うことが重要です。

5.無料のテーマやプラグインには注意が必要

WordPressには無料で利用できる多くのテーマやプラグインがありますが、その中にはセキュリティ上の問題を引き起こすものも存在します。無料のテーマやプラグインを利用する際には、注意が必要です。

まず、無料のテーマやプラグインは、多くの場合、開発者が個人で開発したものであり、正規のサポートやメンテナンスを受けられないことがあります。また、アップデートが滞ることがあるため、古いバージョンのまま使用している場合、セキュリティ上のリスクが高まることもあります。

さらに、無料のテーマやプラグインには、マルウェアやスパムのような悪意あるコードが含まれている場合があります。これらのコードが含まれたテーマやプラグインを使用すると、サイトのセキュリティ上の問題が引き起こされることがあります。このような場合、サイトがハッキングされたり、悪意のある広告が表示される可能性があります。

以上のように、無料のテーマやプラグインには注意が必要です。無料のものを使用する際には、開発者が信頼できるかどうか、評価やレビューが良いかどうかを調べることが大切です。また、常に最新のバージョンにアップデートすることで、セキュリティ上のリスクを軽減することができます。

6.カスタマイズに時間がかかる

WordPressは多くのカスタマイズオプションがあるため、自分のサイトを完全にカスタマイズできる柔軟性が高いことがメリットの一つとして挙げられます。しかし、カスタマイズが必要な場合、その作業に時間がかかることがあります。

例えば、サイトのデザインを変更したい場合、カスタマイズするための知識やスキルが必要になることがあります。デザインを変更する場合、CSSやHTMLの知識が必要になることがあります。また、プラグインを使用して機能を追加する場合、それらのプラグインの設定やカスタマイズを行う必要があります。

さらに、カスタマイズによってサイトの動作に問題が生じることがあります。たとえば、テーマやプラグインのコードを編集すると、サイトが正常に動作しなくなる場合があります。このような場合には、バックアップを取っておくことが重要ですが、バックアップにも時間がかかることがあります。

以上のように、WordPressでのカスタマイズは、時間とスキルが必要になることがあります。カスタマイズが必要な場合には、作業に十分な時間を確保し、問題が発生した場合には対処できるようにバックアップを取ることが重要です。

7.開発者向けの知識が必要

WordPressは非常に柔軟で拡張性が高く、開発者がカスタマイズや拡張を行うことができます。しかし、それには開発者向けの知識が必要です。例えば、WordPressのテーマやプラグインを開発する場合、PHP、HTML、CSS、JavaScriptなどのプログラミング言語の知識が必要です。

また、WordPressのプログラムやデータベースに深い理解が必要な場合があります。たとえば、WordPressのコアファイルを変更する場合、バージョンアップ時に問題が発生する可能性があるため、十分な知識が必要です。また、データベースの設計や最適化についても、知識が必要です。

さらに、WordPressのセキュリティについても、十分な知識が必要です。WordPressのセキュリティに関する問題は非常に深刻であり、開発者はセキュリティに対する意識を持って、適切な対策を講じる必要があります。

以上のように、WordPressを開発者がカスタマイズする場合には、プログラミング言語やデータベースの知識、セキュリティに関する知識など、多くの専門知識が必要です。開発者は、WordPressの文書を参照し、必要な知識を学び、プロジェクトに取り組む前に、必ずテスト環境で動作確認を行うことが重要です。

8.サポートが有料の場合がある

WordPressは、オープンソースのソフトウェアであり、基本的な使用方法に関する情報や解決策はオンラインで無料で入手できます。しかし、より専門的なサポートが必要な場合、WordPressは有料のサポートを提供する会社と提携しています。

WordPressの公式サイトには、有料のサポートやコンサルティングサービスを提供するパートナー企業の一覧があります。これらの企業は、WordPressに関する深い知識を持つ専門家であり、個別のサポートやコンサルティングを提供することができます。

また、WordPressのサポートを受けるために、有料のメンバーシップを購入する必要がある場合があります。たとえば、WordPress.comには、有料のプランに登録することで、専門的なサポートやアドバイスを受けることができる機能があります。

以上のように、WordPressの基本的な使用方法に関する情報はオンラインで無料で入手できますが、より専門的なサポートが必要な場合、有料のサポートを提供する企業やプランに登録する必要がある場合があります。

9.プラグイン同士の競合が起こることがある

WordPressでは、様々なプラグインを利用してサイトをカスタマイズすることができますが、そのプラグイン同士で競合が起こることがあります。

たとえば、2つのプラグインが同じ機能を持っている場合、どちらか一方を有効にした場合にはうまく機能しますが、両方を有効にした場合には競合が起こり、サイトが正常に動作しなくなることがあります。

また、プラグイン同士の互換性がない場合にも競合が起こることがあります。例えば、WordPressのバージョンアップによって、古いプラグインが対応しなくなったり、新しいプラグインが古いバージョンのWordPressでは動作しなかったりすることがあります。

このような競合が起こると、サイトが正常に動作しなくなる可能性があります。そのため、プラグインを選ぶ際には、使用するプラグイン同士の互換性を確認することが重要です。また、必要最低限のプラグインにとどめ、過剰にプラグインを導入しないことも重要です。

10.カスタマイズや拡張性に対する依存が高まる

WordPressには多くの無料テーマやプラグインがありますが、自分のウェブサイトを本格的に作る場合には、有料のテーマやプラグインが必要になることがあります。また、WordPressのテーマやプラグインを使う場合には、その製作者がアップデートを定期的に行っているかどうかや、セキュリティ対策がされているかどうかを確認する必要があります。それらを自分で行うことができない場合、専門家に頼む必要があります。そのため、ウェブサイトの構築に関してある程度の知識や技術が必要になることがデメリットとして挙げられます。

まとめ

WordPressは多機能性が高く、独自ドメインが使えるなどメリットが多い一方、初期設定が難しい、セキュリティ面などデメリットも存在します。それでも、WordPressのコミュニティが活発で情報が豊富なことや、オープンソースなので柔軟性が高いことなどから、多くの人々に愛用されています。

メリットとデメリット10個ずつ考えましたが、メリットの方が楽に10個が出てきました!デメリットは少し無理やり絞り出した感はあります…笑

なのでデメリットもありますが、メリットの方が多いのかなとは思います。とはセキュリティ面等の不安から案件によってはWordpressは使わないという選択肢も必要な場面もあるとは思います。