サーバー/インフラ

【2025年版】AWS初心者のための完全ガイド|基礎知識・実践手順・おすすめUdemy講座5選

【2025年版】AWS初心者のための完全ガイド|基礎知識・実践手順・おすすめUdemy講座5選

⚠️ 2025年最新版にアップデート

この記事は2025年11月時点の最新情報に基づいています。Amazon Q、AWS Bedrockなどの最新サービス、2025年の無料利用枠、最新のベストプラクティスを反映しています。

はじめに

クラウドコンピューティングの分野で圧倒的なシェアを誇るAWS(Amazon Web Services)。2025年現在、世界中の企業や個人開発者が利用しており、市場シェアは約32%とクラウド業界のリーダーとして君臨しています。

しかし、「AWSは難しそう」「何から始めればいいかわからない」という声も多く聞かれます。実際、AWSは200以上のサービスを提供しており、初心者にとっては圧倒されがちです。

本記事では、AWS初心者のために必要な知識を体系的に解説します。基本概念から主要サービス、実際の使い方、学習方法まで、この記事を読めばAWSの全体像が掴めるように構成しました。

この記事で学べること

  • ✅ AWSの基本概念とクラウドコンピューティングの仕組み
  • ✅ 初心者が知るべき15の主要サービス(2025年注目の生成AIサービス含む)
  • ✅ 5分でできる実践ガイド(アカウント作成からEC2起動まで)
  • ✅ AWS CLIとCloudFormationによる自動化の基本
  • ✅ 料金体系と無料枠の賢い活用方法
  • ✅ セキュリティ対策の基本(最初にやるべき5つのこと)
  • ✅ おすすめのUdemy講座5選と学習ロードマップ
  • ✅ よくある質問とつまずきポイントの解決法

📖 目次

  1. AWSとは?2025年最新の基本概念
  2. AWS主要サービス15選と2025年注目サービス
  3. 初めてのAWS – 5分でできる実践ガイド
  4. AWS CLIとCloudFormation – 自動化の基本
  5. AWSの料金体系と無料枠の活用方法
  6. AWSのセキュリティ対策 – 最初にやるべき5つのこと
  7. AWS学習におすすめのUdemy講座5選
  8. AWS認定資格ロードマップ
  9. 初心者がつまずきやすいポイントと解決方法
  10. AWS初心者のよくある質問(FAQ)
  11. まとめ:AWSを始めるための3つのステップ

AWSとは?2025年最新の基本概念

AWS(Amazon Web Services)は、Amazon.comが提供するクラウドコンピューティングサービスの総称です。2006年のサービス開始以来、継続的に成長を続け、2025年現在では世界190カ国以上、数百万の顧客に利用されています。

クラウドコンピューティングとは?

従来、企業がシステムを構築する際には、自社でサーバーを購入・設置・管理する必要がありました(オンプレミス)。これには以下の課題がありました:

  • ❌ 初期投資が高額(サーバー購入、データセンター構築)
  • ❌ 需要予測が困難(必要以上に購入するか、不足するリスク)
  • ❌ 保守・運用に専門人材が必要
  • ❌ スケーリングに時間がかかる(数週間〜数ヶ月)

これに対してクラウドコンピューティングでは、インターネット経由でコンピューティングリソースを利用します。AWSなどのクラウドプロバイダーが巨大なインフラを構築・管理し、ユーザーは必要な分だけ従量課金で利用できます。

💡 クラウドの3つのメリット

  1. 初期投資が不要:サーバー購入費用ゼロ、従量課金制
  2. スケーラビリティ:数分でリソースを増減可能
  3. グローバル展開が容易:世界中のリージョンで即座にデプロイ

クラウドコンピューティングの3つのモデル

クラウドサービスは、提供形態によって3つのモデルに分類されます:

モデル 説明 AWSの例 管理責任
IaaS
(Infrastructure as a Service)
インフラ(サーバー、ストレージ、ネットワーク)を提供 EC2、S3、VPC ユーザーがOS・アプリを管理
PaaS
(Platform as a Service)
開発・実行環境を提供(OSやミドルウェアは管理不要) Elastic Beanstalk、RDS ユーザーはアプリのみ管理
SaaS
(Software as a Service)
完成されたアプリケーションを提供 Amazon WorkMail、Amazon Chime すべてプロバイダーが管理

AWSは主にIaaS・PaaSを提供しており、ユーザーは自由度の高いインフラ構築が可能です。

AWSのグローバルインフラストラクチャ

AWSは世界中に物理的なデータセンターを配置しており、2025年現在、33のリージョン(地理的エリア)と105のアベイラビリティゾーン(AZ)を運用しています。

🌏 グローバルインフラの3つの構成要素

1. リージョン(Region)

  • 地理的に独立したエリア(例:東京、大阪、バージニア北部)
  • 各リージョンは複数のAZで構成
  • データ主権やレイテンシを考慮して選択

2. アベイラビリティゾーン(AZ)

  • 1つ以上の独立したデータセンター
  • 高速な専用ネットワークで接続
  • 複数AZを利用することで高可用性を実現

3. エッジロケーション

  • 世界600以上の拠点でコンテンツをキャッシュ
  • CloudFront(CDN)で利用
  • 低レイテンシなコンテンツ配信を実現

日本国内のリージョンは以下の2つがあります:

  • 東京リージョン(ap-northeast-1):4つのAZ
  • 大阪リージョン(ap-northeast-3):3つのAZ

一般的には、レイテンシやデータ主権の観点から、日本向けサービスは東京リージョンを選択することが推奨されます。

【2025年新機能】Amazon Q と AWS Bedrock

2024年後半から2025年にかけて、AWSは生成AI(Generative AI)分野で大きく進化しました。初心者でも知っておくべき2つの最新サービスを紹介します。

Amazon Q – AIアシスタント

Amazon Qは、AWSが2023年11月に発表したAIアシスタントです。開発者やビジネスユーザー向けに設計されており、以下の機能があります:

  • コード生成・レビュー:IDEで直接コード補完やバグ修正
  • AWS管理支援:自然言語でAWSリソースを操作
  • ドキュメント検索:AWS公式ドキュメントから回答を生成
  • トラブルシューティング:エラーメッセージから解決策を提案

💡 Amazon Qの活用例

「EC2インスタンスのCPU使用率が高い原因を調査して」と質問すると、CloudWatchのメトリクスを自動分析し、原因と対策を提示してくれます。初心者にとって強力なサポートツールです。

AWS Bedrock – 基盤モデルのAPI

AWS Bedrockは、Claude(Anthropic)、Llama(Meta)、Stable Diffusion(Stability AI)などの基盤モデル(Foundation Models)をAPI経由で利用できるサービスです。

  • ✅ 独自データでモデルをカスタマイズ可能
  • ✅ 従量課金制で初期コストなし
  • ✅ エンタープライズグレードのセキュリティ
  • ✅ 複数のモデルを比較・選択可能

2025年現在、生成AIを活用したアプリケーション開発がトレンドとなっており、BedrockはAWS上で生成AIを実装する最も簡単な方法の一つです。

⚠️ 初心者向けアドバイス

Amazon QとBedrockは最新サービスですが、まずはEC2やS3などの基本サービスを理解することが優先です。基礎を固めてから、必要に応じてAIサービスを学習しましょう。

AWS主要サービス15選と2025年注目サービス

AWSは200以上のサービスを提供していますが、初心者がすべてを覚える必要はありません。ここでは、実務でよく使われる15の主要サービスをカテゴリ別に解説します。

コンピューティングサービス

1. Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)

仮想サーバー(インスタンス)を提供するサービス。AWSの中核サービスで、最も利用されているサービスの一つです。

  • ✅ 数分でサーバーを起動・停止可能
  • ✅ 様々なインスタンスタイプ(CPU、メモリ、ストレージの組み合わせ)
  • ✅ Linux、Windows、macOSに対応
  • ✅ 従量課金(1秒単位の課金も可能)

用途例:Webサーバー、アプリケーションサーバー、開発環境、機械学習のトレーニング

💡 初心者向けアドバイス

EC2は無料利用枠で月750時間(t2.micro/t3.micro)利用可能です。1台なら常時起動でも無料枠内に収まるため、学習に最適です。

2. AWS Lambda

サーバーレスコンピューティングサービス。サーバーの管理不要で、コードを実行できます。

  • ✅ サーバーのプロビジョニング・管理が不要
  • ✅ イベント駆動型(S3へのアップロード、API Gateway経由のリクエスト等)
  • ✅ 実行時間分のみ課金(100ミリ秒単位)
  • ✅ 自動スケーリング

用途例:画像のリサイズ処理、APIバックエンド、定期バッチ処理、データ変換

サポート言語:Python、Node.js、Java、C#、Go、Ruby、PowerShell

ストレージサービス

3. Amazon S3(Simple Storage Service)

オブジェクトストレージサービス。AWSで最も利用されているストレージサービスです。

  • ✅ 容量無制限(1ファイル最大5TB)
  • ✅ 99.999999999%(イレブンナイン)の耐久性
  • ✅ 静的Webサイトホスティング機能
  • ✅ ライフサイクルポリシーで自動的に低コストストレージへ移行

用途例:画像・動画の保存、バックアップ、ログファイル保管、静的サイトホスティング

4. Amazon EBS(Elastic Block Store)

EC2インスタンス用のブロックストレージ。EC2のハードディスクとして機能します。

  • ✅ SSDタイプ(高速、高IOPS)とHDDタイプ(低コスト、大容量)
  • ✅ スナップショット機能でバックアップ可能
  • ✅ 暗号化対応

S3との違い:EBSはEC2専用のブロックストレージ、S3はインターネット経由でアクセス可能なオブジェクトストレージ

データベースサービス

5. Amazon RDS(Relational Database Service)

マネージド型リレーショナルデータベースサービス。データベースの運用管理を自動化します。

  • ✅ 対応DB:MySQL、PostgreSQL、MariaDB、Oracle、SQL Server、Amazon Aurora
  • ✅ 自動バックアップ、パッチ適用
  • ✅ マルチAZ配置で高可用性
  • ✅ 読み取りレプリカでパフォーマンス向上

用途例:Webアプリケーションのデータベース、業務システム、ECサイト

6. Amazon DynamoDB

フルマネージドNoSQLデータベース。高速・高スケーラブルなKey-Valueストアです。

  • ✅ ミリ秒単位のレイテンシ
  • ✅ 自動スケーリング(容量・スループット)
  • ✅ サーバーレスアーキテクチャと相性抜群
  • ✅ グローバルテーブルで複数リージョンのレプリケーション

用途例:モバイルアプリのバックエンド、セッション管理、リアルタイムデータ、IoT

ネットワーク・CDNサービス

7. Amazon VPC(Virtual Private Cloud)

AWS上に仮想ネットワークを構築。プライベートなネットワーク環境を作成できます。

  • ✅ IPアドレス範囲を自由に設定(CIDR)
  • ✅ サブネット、ルートテーブル、インターネットゲートウェイの設定
  • ✅ セキュリティグループ、ネットワークACLでアクセス制御
  • ✅ VPN接続、Direct Connectでオンプレミスと接続

用途例:セキュアなネットワーク環境構築、マルチティア構成、ハイブリッドクラウド

8. Amazon CloudFront

コンテンツ配信ネットワーク(CDN)サービス。世界中のエッジロケーションでコンテンツをキャッシュします。

  • ✅ 600以上のエッジロケーション
  • ✅ 低レイテンシでコンテンツ配信
  • ✅ DDoS攻撃からの保護(AWS Shield統合)
  • ✅ SSL/TLS対応

用途例:Webサイトの高速化、動画配信、APIの高速化

9. Amazon Route 53

DNSサービス。ドメイン名をIPアドレスに変換し、トラフィックをルーティングします。

  • ✅ 高可用性(100% SLA)
  • ✅ ヘルスチェック機能
  • ✅ 複数のルーティングポリシー(レイテンシベース、地理的、加重など)
  • ✅ ドメイン登録も可能

セキュリティ・認証サービス

10. AWS IAM(Identity and Access Management)

AWSリソースへのアクセス制御サービス。ユーザー、グループ、ロールを管理します。

  • ✅ 無料で利用可能
  • ✅ 詳細な権限設定(ポリシーベース)
  • ✅ MFA(多要素認証)対応
  • ✅ 一時的な認証情報の発行

ベストプラクティスルートユーザーは使わず、IAMユーザーを作成してMFAを有効化することが必須です。

11. AWS Shield

DDoS攻撃からの保護サービス。StandardとAdvancedの2つのプランがあります。

  • ✅ Shield Standard:無料、すべてのAWSユーザーに自動適用
  • ✅ Shield Advanced:月額3,000ドル、より高度な保護と24/7サポート

管理・監視サービス

12. Amazon CloudWatch

監視・ログ管理サービス。AWSリソースやアプリケーションのメトリクス、ログを収集・可視化します。

  • ✅ メトリクスの収集と可視化(CPU使用率、ネットワークトラフィック等)
  • ✅ アラーム設定(閾値超過時に通知)
  • ✅ ログ収集・分析(CloudWatch Logs)
  • ✅ ダッシュボード作成

用途例:リソース監視、異常検知、コスト監視、ログ分析

13. AWS CloudTrail

AWS APIの監査ログサービス。すべてのAWS APIコールを記録します。

  • ✅ 誰が、いつ、何をしたかを記録
  • ✅ セキュリティ分析、コンプライアンス監査に必須
  • ✅ S3に自動保存

開発者ツール・自動化

14. AWS CloudFormation

Infrastructure as Code(IaC)サービス。テンプレート(JSON/YAML)でAWSリソースを定義・自動構築します。

  • ✅ インフラをコードで管理
  • ✅ バージョン管理可能
  • ✅ 同じ環境を繰り返し構築可能
  • ✅ 無料(作成されたリソースの料金のみ)

用途例:開発・ステージング・本番環境の自動構築、災害復旧環境の構築

15. AWS CLI(Command Line Interface)

コマンドラインからAWSを操作するツール。自動化やスクリプト化に必須です。

  • ✅ すべてのAWSサービスをコマンドで操作
  • ✅ Windows、macOS、Linuxに対応
  • ✅ シェルスクリプトやCI/CDパイプラインで活用

【2025年注目】生成AIサービス

16. Amazon Bedrock

前述の通り、基盤モデルをAPI経由で利用できるサービス。2025年現在、最も注目されているAWSサービスの一つです。

  • ✅ Claude 3(Anthropic)、Llama 3(Meta)、Stable Diffusion等を利用可能
  • ✅ 独自データでファインチューニング可能
  • ✅ RAG(Retrieval Augmented Generation)対応
  • ✅ エンタープライズグレードのセキュリティ

用途例:チャットボット、文章生成、要約、翻訳、コード生成、画像生成

💡 2025年のトレンド

生成AIとAWSの組み合わせは2025年の大きなトレンドです。Bedrockを使えば、複雑なMLOpsなしで生成AIアプリを構築可能。ただし初心者はまず基本サービスをマスターしてから挑戦しましょう。

AWS主要サービスの用途別分類

15+1のサービスを用途別に整理しました:

カテゴリ サービス 用途 初心者向け度
コンピューティング EC2 仮想サーバー ★★★★★
コンピューティング Lambda サーバーレス実行環境 ★★★☆☆
ストレージ S3 オブジェクトストレージ ★★★★★
ストレージ EBS ブロックストレージ ★★★★☆
データベース RDS リレーショナルDB ★★★★☆
データベース DynamoDB NoSQLデータベース ★★★☆☆
ネットワーク VPC 仮想ネットワーク ★★★☆☆
ネットワーク CloudFront CDN ★★★★☆
ネットワーク Route 53 DNS ★★★☆☆
セキュリティ IAM アクセス管理 ★★★★★
セキュリティ Shield DDoS防御 ★★★★☆
監視 CloudWatch 監視・ログ管理 ★★★★☆
監視 CloudTrail API監査ログ ★★★☆☆
開発者ツール CloudFormation IaC ★★★☆☆
開発者ツール AWS CLI コマンドライン操作 ★★★★☆
AI/ML Bedrock 生成AI ★★☆☆☆

💡 初心者が最初に学ぶべきサービス(推奨順)

  1. IAM:セキュリティの基本。最優先で学習
  2. EC2:仮想サーバーの基本。ほとんどのシステムで利用
  3. S3:ストレージの基本。簡単で応用範囲が広い
  4. VPC:ネットワークの基本。セキュアな環境構築に必須
  5. RDS:データベースの基本。Webアプリ開発に必須
  6. CloudWatch:監視の基本。運用に必須
  7. CloudFormation:IaCの基本。効率的な環境構築

この7つを理解すれば、基本的なWebアプリケーションをAWS上に構築・運用できます

⚠️ よくある誤解

「すべてのサービスを覚えないといけない」と考える初心者が多いですが、実務では10-15のサービスを深く理解していれば十分です。必要に応じて他のサービスを学習しましょう。


次のセクションでは、実際にAWSを使い始めるための5分でできる実践ガイドを解説します。

初めてのAWS – 5分でできる実践ガイド

ここからは実際にAWSを使い始める手順を、ステップバイステップで解説します。このガイドに沿って進めれば、5-10分でAWSの基本的な操作を体験できます。

💡 無料利用枠について

AWSには12ヶ月間の無料利用枠があり、新規アカウントでは多くのサービスを無料で試せます。ただし、クレジットカード登録が必須で、無料枠を超えると課金されるため注意が必要です。

ステップ1: AWSアカウント作成

まずはAWSアカウントを作成します。

  1. AWS公式サイトにアクセス
  2. 「無料でサインアップ」または「今すぐ無料アカウント作成」をクリック
  3. メールアドレス、パスワード、AWSアカウント名を入力
  4. 連絡先情報(住所、電話番号)を入力
  5. クレジットカード情報を登録(本人確認のため1ドル課金後、返金されます
  6. 電話またはSMSで本人確認(4桁のPINコード入力)
  7. サポートプランを選択(初心者は「ベーシックプラン(無料)」を選択)

⚠️ 重要:ルートユーザーのセキュリティ

作成したアカウントは「ルートユーザー」と呼ばれ、すべての権限を持ちます。このアカウントは日常的に使用せず、次のステップでIAMユーザーを作成して使用することが強く推奨されます。

ステップ2: IAMユーザー作成とMFA設定

セキュリティのベストプラクティスとして、IAMユーザーの作成とMFA(多要素認証)の設定を行います。

IAMユーザーの作成

  1. AWSマネジメントコンソールにログイン
  2. 検索バーで「IAM」と入力し、IAMサービスを開く
  3. 左メニューから「ユーザー」→「ユーザーを作成」をクリック
  4. ユーザー名を入力(例:admin-user)
  5. 「AWSマネジメントコンソールへのユーザーアクセスを提供する」にチェック
  6. パスワードを設定(自動生成または独自設定)
  7. 「次へ」をクリック
  8. 「ポリシーを直接アタッチする」を選択
  9. 「AdministratorAccess」ポリシーを選択(学習目的)
  10. 「次へ」→「ユーザーの作成」をクリック

⚠️ セキュリティ注意

本番環境ではAdministratorAccessのような強力な権限は避け、最小権限の原則に従うべきです。学習目的でのみ使用してください。

MFA(多要素認証)の設定

  1. IAMダッシュボードの右上のユーザー名をクリック→「セキュリティ認証情報」
  2. 「多要素認証 (MFA)」セクションで「MFAデバイスの割り当て」をクリック
  3. 「認証アプリケーション」を選択(推奨)
  4. スマートフォンにGoogle AuthenticatorAuthyなどのアプリをインストール
  5. 表示されたQRコードをスキャン
  6. アプリに表示される2つの連続したコードを入力
  7. 「MFAの割り当て」をクリック

これで、次回ログイン時からパスワード + MFAコードの2段階認証が必要になります。

ステップ3: 無料枠でEC2インスタンスを起動

AWSの中核サービス「EC2」で仮想サーバーを起動します。

  1. AWSマネジメントコンソールで「EC2」を検索
  2. 「インスタンスを起動」をクリック
  3. 名前を入力(例:my-first-server)
  4. AMI(マシンイメージ)を選択:「Amazon Linux 2023」(無料利用枠対象)
  5. インスタンスタイプを選択:「t2.micro」または「t3.micro」(無料利用枠対象)
  6. キーペアを作成(SSHアクセス用):
    • 「新しいキーペアの作成」をクリック
    • キーペア名を入力(例:my-keypair)
    • キーペアタイプ:RSA
    • プライベートキーファイル形式:.pem(Mac/Linux)または .ppk(Windows/PuTTY)
    • 「キーペアを作成」→ファイルがダウンロードされる(大切に保管
  7. ネットワーク設定
    • 「セキュリティグループを作成する」を選択
    • 「SSHトラフィックを許可」にチェック(ソース:マイIP推奨)
  8. ストレージ:デフォルト(8GB)のまま(無料利用枠:30GB/月まで)
  9. 「インスタンスを起動」をクリック

数十秒後、インスタンスが「実行中」ステータスになります。

EC2へのSSH接続

Mac/Linuxの場合、ターミナルで以下を実行:

# キーファイルのパーミッション変更(初回のみ)
chmod 400 /path/to/my-keypair.pem

# SSH接続(パブリックIPアドレスは EC2コンソールで確認)
ssh -i /path/to/my-keypair.pem ec2-user@<パブリックIPアドレス>

接続成功後、以下のような画面が表示されます:

   ,     #_
   ~\_  ####_        Amazon Linux 2023
  ~~  \_#####\
  ~~     \###|
  ~~       \#/ ___
   ~~       V~' '->
    ~~~         /
      ~~._.   _/
         _/ _/
       _/m/'

[ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$

💡 コスト管理のヒント

使用しない時はインスタンスを「停止」してください。停止中はコンピューティング費用は発生しません(ストレージ費用のみ)。「終了」すると完全に削除され、復旧できません。

ステップ4: S3バケット作成と静的サイトホスティング

次はS3バケットを作成し、簡単なWebサイトを公開します。

S3バケットの作成

  1. AWSマネジメントコンソールで「S3」を検索
  2. 「バケットを作成」をクリック
  3. バケット名を入力(グローバルで一意な名前が必要。例:my-static-website-20251112)
  4. リージョンを選択:「アジアパシフィック(東京)ap-northeast-1」
  5. 「このバケットのパブリックアクセス設定」:
    • パブリックアクセスをすべてブロック」のチェックを外す(静的サイト公開のため)
    • 警告が表示されるので確認してチェック
  6. その他はデフォルトのまま「バケットを作成」

静的Webサイトホスティングの有効化

  1. 作成したバケットをクリック
  2. 「プロパティ」タブを開く
  3. 一番下の「静的ウェブサイトホスティング」→「編集」をクリック
  4. 「有効にする」を選択
  5. インデックスドキュメント:「index.html」
  6. 「変更を保存」

HTMLファイルのアップロード

  1. バケットの「オブジェクト」タブで「アップロード」をクリック
  2. ローカルで簡単なHTML作成(例:index.html):
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>My First AWS Website</title>
</head>
<body>
  <h1>Hello AWS S3!</h1>
  <p>これはS3でホスティングされた静的Webサイトです。</p>
</body>
</html>
  1. ファイルをドラッグ&ドロップまたは選択
  2. 「アップロード」をクリック

バケットポリシーの設定(公開設定)

  1. 「アクセス許可」タブ→「バケットポリシー」→「編集」
  2. 以下のJSONを貼り付け(バケット名を自分のものに変更):
{
  "Version": "2012-10-17",
  "Statement": [
    {
      "Sid": "PublicReadGetObject",
      "Effect": "Allow",
      "Principal": "*",
      "Action": "s3:GetObject",
      "Resource": "arn:aws:s3:::your-bucket-name/*"
    }
  ]
}
  1. 「変更を保存」

Webサイトにアクセス

  1. 「プロパティ」タブの「静的ウェブサイトホスティング」セクション
  2. バケットウェブサイトエンドポイントのURLをコピー
  3. ブラウザでアクセス→「Hello AWS S3!」が表示されれば成功!

✅ おめでとうございます!

これでAWSでWebサイトを公開できました。S3の静的サイトホスティングは、超低コストで高速・高可用性なWebサイトを運用できる優れた方法です。

ステップ5: CloudWatchでモニタリング設定

最後に、CloudWatchでリソースの監視とアラート設定を行います。

EC2のメトリクス確認

  1. AWSマネジメントコンソールで「CloudWatch」を検索
  2. 左メニューから「メトリクス」→「すべてのメトリクス」
  3. 「EC2」→「インスタンス別メトリクス」をクリック
  4. 自分のインスタンスIDを探し、「CPUUtilization」にチェック
  5. グラフが表示され、CPU使用率の推移が確認できます

請求アラートの設定(重要)

予想外の課金を防ぐため、請求アラートを設定します。

  1. CloudWatchコンソールで「アラーム」→「アラームの作成」
  2. 「メトリクスの選択」をクリック
  3. 「Billing」→「Total Estimated Charge」をクリック
  4. 「USD」通貨のメトリクスを選択
  5. 「メトリクスの選択」をクリック
  6. しきい値を設定(例:10ドル)
  7. 「次へ」をクリック
  8. 「新しいトピックを作成」を選択
  9. メールアドレスを入力→「トピックの作成」
  10. メールで確認リンクが届くのでクリック
  11. 「次へ」→アラーム名を入力(例:billing-alert-10usd)
  12. 「アラームの作成」をクリック

これで、月間請求額が10ドルを超えるとメール通知が届きます。

⚠️ 無料枠を超えないためのチェックリスト

  • ✅ EC2インスタンスは月750時間以内(t2.micro/t3.micro)
  • ✅ 使わない時はEC2を停止
  • ✅ S3ストレージは5GBまで
  • ✅ RDSは月750時間以内(db.t2.micro/db.t3.micro)
  • ✅ 請求アラートを必ず設定
  • ✅ 定期的に「AWS Billing」で使用状況を確認

AWS CLIとCloudFormation – 自動化の基本

ここまではAWSマネジメントコンソール(GUI)で操作しましたが、実務では自動化・効率化のためにCLIやIaCツールを使用します。

AWS CLIとは?

AWS CLI(Command Line Interface)は、コマンドラインからAWSサービスを操作するツールです。

  • ✅ すべてのAWSサービスをコマンドで操作可能
  • ✅ スクリプト化・自動化に必須
  • ✅ CI/CDパイプラインで活用
  • ✅ Windows、macOS、Linuxに対応

AWS CLIのインストール

macOS(Homebrew)

brew install awscli

Linux

curl "https://awscli.amazonaws.com/awscli-exe-linux-x86_64.zip" -o "awscliv2.zip"
unzip awscliv2.zip
sudo ./aws/install

Windows

公式サイトからMSIインストーラーをダウンロードして実行。

AWS CLIの設定

CLIを使用するには、アクセスキーの作成と設定が必要です。

  1. IAMコンソールで自分のユーザーを開く
  2. 「セキュリティ認証情報」タブ→「アクセスキーを作成」
  3. 「コマンドラインインターフェイス (CLI)」を選択→「次へ」
  4. 説明タグを入力(オプション)→「アクセスキーを作成」
  5. アクセスキーIDシークレットアクセスキーが表示される(必ずダウンロード・保存

ターミナルで以下を実行:

aws configure

AWS Access Key ID [None]: <アクセスキーIDを入力>
AWS Secret Access Key [None]: <シークレットアクセスキーを入力>
Default region name [None]: ap-northeast-1
Default output format [None]: json

これで設定完了です。

AWS CLI基本コマンド10選

実務でよく使う基本コマンドを紹介します。

1. EC2インスタンス一覧表示

# すべてのインスタンスを表示
aws ec2 describe-instances

# 実行中のインスタンスのみ表示
aws ec2 describe-instances --filters "Name=instance-state-name,Values=running"

# インスタンスID、タイプ、状態のみ表示(見やすい形式)
aws ec2 describe-instances --query 'Reservations[*].Instances[*].[InstanceId,InstanceType,State.Name]' --output table

2. EC2インスタンスの起動・停止

# インスタンスを停止
aws ec2 stop-instances --instance-ids i-1234567890abcdef0

# インスタンスを起動
aws ec2 start-instances --instance-ids i-1234567890abcdef0

# インスタンスを終了(削除)
aws ec2 terminate-instances --instance-ids i-1234567890abcdef0

3. S3バケット操作

# バケット一覧表示
aws s3 ls

# バケットを作成
aws s3 mb s3://my-new-bucket-name

# ファイルをアップロード
aws s3 cp myfile.txt s3://my-bucket-name/

# フォルダごと同期(ローカル → S3)
aws s3 sync ./local-folder s3://my-bucket-name/remote-folder/

# バケットを削除(空の場合のみ)
aws s3 rb s3://my-bucket-name

# バケットを削除(中身ごと)
aws s3 rb s3://my-bucket-name --force

4. Lambda関数一覧表示

# すべてのLambda関数を表示
aws lambda list-functions

# 関数名とランタイムのみ表示
aws lambda list-functions --query 'Functions[*].[FunctionName,Runtime]' --output table

5. RDSインスタンス情報表示

# RDSインスタンス一覧
aws rds describe-db-instances

# インスタンス名、エンジン、ステータスのみ表示
aws rds describe-db-instances --query 'DBInstances[*].[DBInstanceIdentifier,Engine,DBInstanceStatus]' --output table

6. IAMユーザー一覧表示

# IAMユーザー一覧
aws iam list-users

# ユーザー名のみ表示
aws iam list-users --query 'Users[*].UserName' --output table

7. CloudWatch Logsの表示

# ロググループ一覧
aws logs describe-log-groups

# 最新のログイベントを表示
aws logs tail /aws/lambda/my-function --follow

8. VPC情報表示

# VPC一覧
aws ec2 describe-vpcs

# サブネット一覧
aws ec2 describe-subnets

9. セキュリティグループ確認

# セキュリティグループ一覧
aws ec2 describe-security-groups

# 特定のセキュリティグループの詳細
aws ec2 describe-security-groups --group-ids sg-1234567890abcdef0

10. 請求情報の確認

# 現在の請求額を確認(Cost Explorer APIを有効化している場合)
aws ce get-cost-and-usage --time-period Start=2025-11-01,End=2025-11-30 --granularity MONTHLY --metrics "BlendedCost"

💡 AWS CLI活用のヒント

  • –queryオプション:JMESPath構文でJSON出力をフィルタリング
  • –outputオプション:json、text、tableの3形式から選択
  • –profileオプション:複数のAWSアカウントを使い分け
  • aws help:各コマンドのヘルプを表示

AWS CloudFormation – Infrastructure as Code

CloudFormationは、AWSリソースをテンプレート(YAML/JSON)で定義し、自動構築するサービスです。

CloudFormationのメリット

  • インフラをコード化:バージョン管理可能
  • 再現性:同じ環境を何度でも構築可能
  • 自動化:手作業によるミスを削減
  • 変更管理:差分を確認してから適用(Change Sets)
  • ロールバック:失敗時に自動で前の状態に戻る

CloudFormationテンプレート例:EC2 + S3

以下は、EC2インスタンスとS3バケットを作成する簡単なテンプレートです:

AWSTemplateFormatVersion: '2010-09-09'
Description: 'Simple EC2 and S3 stack for learning'

Parameters:
  KeyName:
    Description: Name of an existing EC2 KeyPair
    Type: AWS::EC2::KeyPair::KeyName
    ConstraintDescription: must be the name of an existing EC2 KeyPair.

Resources:
  # S3バケット
  MyS3Bucket:
    Type: AWS::S3::Bucket
    Properties:
      BucketName: !Sub 'my-cfn-bucket-${AWS::AccountId}'
      PublicAccessBlockConfiguration:
        BlockPublicAcls: true
        BlockPublicPolicy: true
        IgnorePublicAcls: true
        RestrictPublicBuckets: true

  # セキュリティグループ
  MySecurityGroup:
    Type: AWS::EC2::SecurityGroup
    Properties:
      GroupDescription: Enable SSH access
      SecurityGroupIngress:
        - IpProtocol: tcp
          FromPort: 22
          ToPort: 22
          CidrIp: 0.0.0.0/0

  # EC2インスタンス
  MyEC2Instance:
    Type: AWS::EC2::Instance
    Properties:
      InstanceType: t2.micro
      KeyName: !Ref KeyName
      ImageId: ami-0d52744d6551d851e  # Amazon Linux 2023 (ap-northeast-1)
      SecurityGroups:
        - !Ref MySecurityGroup
      Tags:
        - Key: Name
          Value: CloudFormation-Instance

Outputs:
  InstanceId:
    Description: Instance ID of the newly created EC2 instance
    Value: !Ref MyEC2Instance

  BucketName:
    Description: Name of the S3 bucket
    Value: !Ref MyS3Bucket

  PublicIP:
    Description: Public IP address of the EC2 instance
    Value: !GetAtt MyEC2Instance.PublicIp

CloudFormationスタックのデプロイ

# テンプレートファイルを使ってスタック作成
aws cloudformation create-stack \
  --stack-name my-first-stack \
  --template-body file://template.yaml \
  --parameters ParameterKey=KeyName,ParameterValue=my-keypair

# スタックの状態確認
aws cloudformation describe-stacks --stack-name my-first-stack

# スタックの削除(リソースごと削除)
aws cloudformation delete-stack --stack-name my-first-stack

✅ CloudFormationの強み

手作業で構築すると30分かかる環境も、CloudFormationなら数分で自動構築。さらに、削除も一括で行えるため、学習環境の構築・破棄が簡単です。

AWSの料金体系と無料枠の活用方法

AWSは従量課金制で、使った分だけ支払うシンプルな料金体系ですが、サービスごとに課金方法が異なるため、初心者には複雑に感じられます。

AWSの料金モデル3つ

1. 従量課金(Pay as you go)

使用量に応じて課金される最も基本的なモデルです。

  • EC2:インスタンス稼働時間(1秒単位 or 1時間単位)
  • S3:ストレージ容量(GB/月)+ リクエスト数 + データ転送量
  • RDS:インスタンス稼働時間 + ストレージ容量 + バックアップ容量
  • Lambda:実行時間(100ミリ秒単位)× メモリ + リクエスト数

2. リザーブドインスタンス(Reserved Instances)

1年 or 3年の長期契約で最大75%割引。継続利用が確定している場合に有利です。

  • EC2、RDS、ElastiCache等で利用可能
  • 前払い(All Upfront)、一部前払い(Partial Upfront)、後払い(No Upfront)から選択
  • 3年契約 + 全額前払いが最も割引率が高い

3. スポットインスタンス(Spot Instances)

AWSの余剰キャパシティを最大90%割引で利用。ただし、需要が高まると強制終了される可能性があります。

  • バッチ処理、データ分析、機械学習のトレーニング等に最適
  • 中断に耐えられないワークロードには不向き

無料利用枠の詳細(2025年版)

AWSには3種類の無料利用枠があります:

1. 12ヶ月無料(Free Tier – 12 Months)

新規アカウント作成から12ヶ月間利用可能

サービス 無料枠 超過後の料金目安
EC2 月750時間(t2.micro or t3.micro) 約1.2円/時間
S3 5GB標準ストレージ + 20,000 GETリクエスト + 2,000 PUTリクエスト 約2.7円/GB/月
RDS 月750時間(db.t2.micro or db.t3.micro)+ 20GBストレージ 約2.4円/時間
CloudFront 50GBデータ転送 + 200万リクエスト 約12円/GB
EBS 30GB汎用SSD(gp2 or gp3) 約12円/GB/月

2. 常時無料(Always Free)

アカウント作成時期に関係なく永続的に無料

  • Lambda:月100万リクエスト + 320万秒のコンピューティング時間
  • DynamoDB:月25GBストレージ + 読み取り25WCU、書き込み25RCU
  • CloudWatch:10カスタムメトリクス + 10アラーム + 5GBログデータ
  • SNS:100万パブリッシュ、10万HTTP配信、1,000Eメール配信
  • SQS:100万リクエスト

3. トライアル(Short-Term Trials)

初回利用時から一定期間のみ無料

  • Amazon Lightsail:最初の1ヶ月無料(その後月額5ドル〜)
  • Amazon Inspector:15日間無料トライアル
  • AWS Config:最初の1ヶ月無料

⚠️ 無料枠を超過するとどうなる?

無料枠を超えると自動的に従量課金に切り替わります。少額の超過でも課金されるため、CloudWatch請求アラートの設定が必須です。

コスト最適化のベストプラクティス

1. タグを活用したコスト管理

すべてのリソースにタグ(メタデータ)を付けて、コストを分類・追跡します。

# タグの例
Environment: Production
Project: WebApp
Owner: team-a
CostCenter: Engineering

AWS Cost ExplorerやBillingダッシュボードで、タグ別のコスト分析が可能になります。

2. 不要なリソースの削除

  • ❌ 停止中のEC2に紐づくElastic IP(停止中でも課金)
  • ❌ 使っていないEBSボリューム
  • ❌ 古いEBSスナップショット
  • ❌ 放置されたロードバランサー
  • ❌ 不要なNAT Gateway(時間課金 + データ転送課金)

3. AWS Trusted Advisorの活用

Trusted Advisorは、コスト最適化・セキュリティ・パフォーマンス改善の推奨事項を提示してくれる無料ツールです。

  • ✅ 低使用率のEC2インスタンスを検出
  • ✅ 未使用のEIPを検出
  • ✅ 不要なEBSボリュームを検出
  • ✅ RDSのマルチAZ推奨

4. AWS Cost Anomaly Detection(2025年新機能)

機械学習で異常なコスト増加を自動検知し、アラート通知するサービスです。

  • ✅ 過去の使用パターンから異常を検知
  • ✅ Slack、Email、SNS等に通知
  • ✅ 無料で利用可能

5. リザーブドインスタンスとSavings Plansの活用

継続利用が確定している場合:

  • Savings Plans:1年 or 3年契約で最大72%割引(EC2、Lambda、Fargate)
  • Reserved Instances:EC2、RDS専用、最大75%割引

推奨:初心者はまず従量課金で始め、使用パターンが安定してから検討。

AWSのセキュリティ対策 – 最初にやるべき5つのこと

AWSは「責任共有モデル」を採用しています。AWSがインフラのセキュリティを担当し、ユーザーがデータとアプリケーションのセキュリティを担当します。

🔒 責任共有モデル

  • AWSの責任:物理セキュリティ、ネットワークインフラ、ハイパーバイザー
  • ユーザーの責任:OS・アプリのパッチ適用、IAM管理、暗号化、ネットワーク設定、データ保護

1. IAMのベストプラクティス

ルートユーザーを使わない

  • ❌ ルートユーザーはすべての権限を持つため、日常的に使用しない
  • ✅ IAMユーザーを作成し、必要最小限の権限を付与
  • ✅ ルートユーザーにはMFAを必ず設定

最小権限の原則

  • ✅ ユーザー・ロールには必要最小限の権限のみを付与
  • ❌ AdministratorAccessは学習目的以外では使用しない
  • ✅ カスタムポリシーで詳細に権限を制御

MFA(多要素認証)を有効化

  • ✅ すべてのIAMユーザーにMFAを設定
  • ✅ 仮想MFA(Google Authenticator、Authy)またはハードウェアMFAを使用

IAMロールを活用

  • ✅ EC2やLambdaにはIAMロールを使用(アクセスキー不要)
  • ❌ アクセスキーをコードに埋め込まない

2. セキュリティグループの基本

セキュリティグループは、EC2インスタンスの仮想ファイアウォールです。

ベストプラクティス

  • 最小限のポートのみ開放
  • ❌ 0.0.0.0/0(すべてのIPアドレス)からのSSH(ポート22)アクセスは避ける
  • ✅ SSH接続は自分のIPアドレスのみに制限
  • ✅ Webサーバーは80(HTTP)と443(HTTPS)のみ開放
  • ✅ デフォルトですべて拒否、必要なものだけ許可

安全なSSH接続設定例

# 推奨:自分のIPのみ許可
Type: SSH
Protocol: TCP
Port: 22
Source: <自分のIPアドレス>/32

# 非推奨:すべてのIPから許可(危険)
Source: 0.0.0.0/0

3. データの暗号化

保管時の暗号化(Encryption at Rest)

  • S3:デフォルトで暗号化を有効化(AES-256)
  • EBS:ボリューム作成時に暗号化を有効化
  • RDS:データベース作成時に暗号化を有効化
  • AWS KMS:暗号化キーの管理に使用

転送時の暗号化(Encryption in Transit)

  • HTTPS/TLSを使用(HTTP→HTTPS リダイレクト)
  • SSL/TLS証明書:AWS Certificate Manager(ACM)で無料取得
  • VPN接続:オンプレミスとAWS間の通信を暗号化

4. CloudTrailとConfigによる監査

AWS CloudTrail

すべてのAPI呼び出しを記録し、「誰が、いつ、何をしたか」を追跡します。

  • ✅ CloudTrailを有効化(デフォルトで90日間保存)
  • ✅ S3バケットに長期保存(監査・コンプライアンス対応)
  • ✅ CloudWatch Logsと連携してアラート設定

AWS Config

リソースの設定変更を記録し、コンプライアンスチェックを自動化します。

  • ✅ リソースの設定変更履歴を記録
  • ✅ ルールを設定して、非準拠を自動検出(例:暗号化されていないS3バケット)

5. AWS Trusted Advisorによるセキュリティチェック

Trusted Advisorは、セキュリティの推奨事項を自動チェックします。

  • ✅ セキュリティグループの過度に開放されたポートを検出
  • ✅ IAMのパスワードポリシーチェック
  • ✅ MFA未設定のルートアカウントを検出
  • ✅ 公開されたS3バケットを検出
  • ✅ CloudTrail未有効化の検出

✅ セキュリティチェックリスト

  1. ✅ ルートユーザーにMFA設定済み
  2. ✅ IAMユーザーを作成し、日常作業で使用
  3. ✅ すべてのIAMユーザーにMFA設定
  4. ✅ セキュリティグループで不要なポートを閉じている
  5. ✅ S3バケットはデフォルトで非公開
  6. ✅ EBS・RDS・S3の暗号化を有効化
  7. ✅ CloudTrailを有効化
  8. ✅ 請求アラートを設定
  9. ✅ Trusted Advisorでセキュリティチェック実施

次のセクションでは、AWSを学習するためのおすすめUdemy講座5選を紹介します。

AWS学習におすすめのUdemy講座5選

AWSを効率的に学習するには、体系的なオンライン講座が最適です。ここでは、初心者から中級者向けのおすすめUdemy講座5選を紹介します。

💡 Udemyを選ぶ理由

  • 買い切り型:一度購入すれば永久にアクセス可能
  • 頻繁なセール:定価の80-90%オフで購入可能(月1-2回)
  • 日本語対応:多くの講座が日本語字幕・音声対応
  • 30日間返金保証:合わなければ全額返金
  • 実践的な内容:ハンズオン形式で実際に手を動かして学べる

1. 【AWS認定資格】ソリューションアーキテクト アソシエイト完全攻略講座

対象レベル:初心者〜中級者
学習時間:約30時間
受講者数:10万人以上

講座の特徴

  • ✅ AWS認定SAA試験(Solutions Architect Associate)の合格を目指す
  • ✅ EC2、S3、VPC、RDS等の主要サービスを網羅
  • ✅ 豊富なハンズオン演習(実際にAWSで構築)
  • ✅ 模擬試験3回分付き
  • ✅ 日本語音声・字幕対応

こんな人におすすめ

  • AWS認定資格を取得したい方
  • AWSの基礎から体系的に学びたい方
  • 実務でAWSを使う予定がある方

📚 受講者の声

「この講座のおかげでSAAに一発合格できました!ハンズオンが充実しているので、実際に手を動かしながら理解を深められます。」(★★★★★ 5.0)

👉 Udemyで詳細を見る

2. AWS:ゼロから実践するAmazon Web Services

対象レベル:完全初心者
学習時間:約11時間
受講者数:8万人以上

講座の特徴

  • ✅ AWSを全く触ったことがない人向け
  • ✅ アカウント作成からEC2、RDS、S3の基本操作まで
  • ✅ WordPress環境をAWSに構築する実践プロジェクト
  • ✅ 無料枠の活用方法を詳しく解説
  • ✅ コストを抑えた学習方法

こんな人におすすめ

  • AWSを初めて触る完全初心者
  • まずは基本操作を体験したい方
  • WordPressサイトをAWSで運用したい方

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3. 米国AI開発者がゼロから教えるDocker講座

対象レベル:初心者〜中級者
学習時間:約10時間
受講者数:5万人以上

講座の特徴

  • ✅ Dockerの基礎から実践まで
  • AWS ECS(Elastic Container Service)でのコンテナデプロイ
  • ✅ CI/CDパイプラインの構築
  • ✅ マイクロサービスアーキテクチャの実装
  • ✅ 実務で即使えるスキルを習得

こんな人におすすめ

  • コンテナ技術を学びたい方
  • モダンなアプリケーション開発手法を習得したい方
  • AWSでコンテナを運用したい方

💡 なぜDockerも学ぶべき?

現代のクラウド開発ではコンテナ技術が標準です。AWSでもECS、EKS(Kubernetes)、Fargateなど、コンテナサービスが主流になっています。

👉 Udemyで詳細を見る

4. AWS CloudFormation入門コース

対象レベル:中級者
学習時間:約6時間
受講者数:1.5万人以上

講座の特徴

  • ✅ Infrastructure as Code(IaC)の基礎
  • ✅ CloudFormationテンプレートの書き方
  • ✅ VPC、EC2、RDS、ALB等の自動構築
  • ✅ スタック管理、ロールバック、変更セット
  • ✅ 実務で使えるテンプレート集

こんな人におすすめ

  • 手作業での構築から脱却したい方
  • インフラをコードで管理したい方
  • 効率的な環境構築・管理を実現したい方

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5. 手を動かしながら学ぶAWSネットワーク入門

対象レベル:初心者〜中級者
学習時間:約8時間
受講者数:2万人以上

講座の特徴

  • ✅ VPC、サブネット、ルートテーブルの基礎
  • ✅ セキュリティグループ、NACL(ネットワークACL)
  • ✅ インターネットゲートウェイ、NATゲートウェイ
  • ✅ VPCピアリング、VPN接続
  • ✅ マルチAZ構成の実装

こんな人におすすめ

  • AWSネットワークの仕組みを深く理解したい方
  • セキュアなネットワーク構成を学びたい方
  • AWS認定試験でネットワーク分野を強化したい方

👉 Udemyで詳細を見る

効果的な学習の進め方

ステップ 講座 学習期間目安
ステップ1
基礎固め
「ゼロから実践するAWS」 1-2週間
ステップ2
体系的学習
「SAA完全攻略講座」 2-3ヶ月
ステップ3
専門分野強化
「AWSネットワーク入門」
「CloudFormation入門」
「Docker講座」
各1-2ヶ月

⚠️ Udemy購入のコツ

Udemyはほぼ毎月セールを開催しており、1,500-2,000円程度で購入可能です。定価(10,000-20,000円)で購入せず、セールを待つことをおすすめします。メール登録すればセール情報が届きます。

AWS認定資格ロードマップ

AWS認定資格は、AWSスキルを客観的に証明でき、転職・キャリアアップに有利です。2025年現在、12種類の認定資格があります。

AWS認定資格の全体像

AWS認定資格は、レベル別に4つのカテゴリに分類されます:

レベル 資格名 難易度 学習期間
入門 Cloud Practitioner ★☆☆☆☆ 1-2ヶ月
アソシエイト
(中級)
Solutions Architect Associate ★★★☆☆ 2-3ヶ月
Developer Associate ★★★☆☆ 2-3ヶ月
SysOps Administrator Associate ★★★☆☆ 2-3ヶ月
プロフェッショナル
(上級)
Solutions Architect Professional ★★★★★ 4-6ヶ月
DevOps Engineer Professional ★★★★★ 4-6ヶ月
専門知識 Advanced Networking Specialty ★★★★☆ 3-4ヶ月
Security Specialty ★★★★☆ 3-4ヶ月
Machine Learning Specialty ★★★★☆ 3-4ヶ月
Database Specialty ★★★★☆ 3-4ヶ月
Data Analytics Specialty ★★★★☆ 3-4ヶ月
SAP on AWS Specialty ★★★★☆ 3-4ヶ月

初心者におすすめの資格取得順序

ステップ1: Cloud Practitioner(入門)

AWS Certified Cloud Practitioner(CLF)は、AWSの最も基礎的な資格です。

  • ✅ AWSクラウドの基礎概念
  • ✅ 主要サービスの概要
  • ✅ セキュリティとコンプライアンスの基本
  • ✅ 料金・請求の仕組み

試験情報

  • 試験時間:90分
  • 問題数:65問(選択式)
  • 合格点:700点/1000点
  • 受験料:12,100円(税込)
  • 有効期間:3年

💡 Cloud Practitionerのメリット

  • 完全初心者でも1-2ヶ月で合格可能
  • ✅ AWSの全体像を体系的に理解できる
  • ✅ 次のアソシエイト資格の土台になる
  • ✅ 名刺に記載できる公式認定

ステップ2: Solutions Architect Associate(中級)

AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA)は、最も人気のある資格です。

  • ✅ AWSでのシステム設計・構築スキルを証明
  • ✅ EC2、S3、RDS、VPC、IAM等を深く理解
  • ✅ 高可用性、スケーラビリティ、コスト最適化
  • ✅ セキュリティベストプラクティス

試験情報

  • 試験時間:130分
  • 問題数:65問(選択式)
  • 合格点:720点/1000点
  • 受験料:16,500円(税込)
  • 有効期間:3年

✅ SAAを取得すべき理由

  • 転職市場で最も評価される資格
  • ✅ AWS実務スキルの証明になる
  • ✅ 年収アップにつながる(平均+50-100万円)
  • ✅ クラウドエンジニア・インフラエンジニアの必須資格

ステップ3: 専門分野の資格(任意)

SAA取得後、自分の専門分野に応じて選択

  • セキュリティ重視 → Security Specialty
  • データ分析・BI → Data Analytics Specialty
  • 機械学習・AI → Machine Learning Specialty
  • ネットワーク設計 → Advanced Networking Specialty
  • 上級アーキテクト → Solutions Architect Professional

資格取得のメリットと年収への影響

AWS認定資格を持つエンジニアは、市場価値が高く、年収も上昇傾向にあります。

資格 平均年収(日本) 転職市場での評価
資格なし 450-550万円 標準
Cloud Practitioner 500-600万円 基礎知識の証明
Solutions Architect Associate 600-750万円 高評価(必須資格化)
Solutions Architect Professional 800-1,000万円 非常に高評価
複数資格保有(3つ以上) 900-1,200万円 専門家として高評価

※出典:レバテック、paiza、Indeedの求人データ(2025年時点)

おすすめの学習教材

書籍

  1. 「AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー」(SBクリエイティブ)
  2. 「AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」(SBクリエイティブ)
  3. 「AWSではじめるインフラ構築入門」(翔泳社)

オンライン模擬試験

  • Udemy:各資格の模擬試験(日本語対応)
  • Whizlabs:豊富な問題数(英語)
  • AWS公式サンプル問題:無料でダウンロード可能

初心者がつまずきやすいポイントと解決方法

AWS初心者がよくつまずくポイントと、その解決方法をまとめました。

つまずき1: IAMポリシーの権限エラー

症状

An error occurred (AccessDenied) when calling the DescribeInstances operation:
User: arn:aws:iam::123456789012:user/my-user is not authorized to perform:
ec2:DescribeInstances on resource: *

原因

  • IAMユーザーに必要な権限が付与されていない
  • ポリシーの設定ミス

解決方法

  1. IAMコンソールで該当ユーザーの「許可」タブを確認
  2. 必要なポリシーがアタッチされているか確認
  3. 不足している場合、適切なポリシーを追加(例:AmazonEC2ReadOnlyAccess)
  4. カスタムポリシーの場合、JSON構文をチェック

💡 トラブルシューティングのヒント

IAM Policy Simulatorを使えば、特定のポリシーでどの操作が許可/拒否されるかをテストできます。

つまずき2: 無料枠を超過して課金される

症状

  • 予期しない請求が発生
  • 無料枠のはずなのに数ドルの課金

よくある原因

  1. EC2インスタンスを停止せずに放置(750時間/月を超過)
  2. Elastic IPを未使用状態で保持(時間課金)
  3. EBSスナップショットが累積(ストレージ課金)
  4. NAT Gatewayを起動したまま(時間課金 + データ転送課金)
  5. RDSインスタンスを停止し忘れ(750時間/月を超過)

解決方法

  • CloudWatchで請求アラートを設定(しきい値:5-10ドル)
  • 使わないリソースは必ず停止・削除
  • AWS Budgetsで月間予算を設定
  • 定期的にBillingダッシュボードで確認

つまずき3: セキュリティグループの設定ミス

症状

  • EC2にSSH接続できない
  • WebサーバーにHTTPアクセスできない

原因

  • セキュリティグループで必要なポートが開放されていない
  • ソースIPアドレスの設定ミス

解決方法

  1. EC2コンソールでインスタンスの「セキュリティ」タブを確認
  2. セキュリティグループのインバウンドルールを確認:
    • SSH(ポート22):自分のIPアドレスから許可されているか
    • HTTP(ポート80):0.0.0.0/0から許可されているか
    • HTTPS(ポート443):0.0.0.0/0から許可されているか
  3. 必要なルールを追加
  4. 変更は即座に反映される(再起動不要)

つまずき4: リージョン選択ミス

症状

  • 作成したEC2インスタンスが見つからない
  • リソースが表示されない

原因

  • 別のリージョンでリソースを作成してしまった
  • 現在のリージョンと異なるリージョンを見ている

解決方法

  1. コンソール右上のリージョン選択ドロップダウンを確認
  2. すべてのリージョンを確認(特に「バージニア北部」「オレゴン」「東京」)
  3. 今後はリソース作成時に必ずリージョンを確認

⚠️ リージョンの重要性

リージョンによって利用可能なサービス、料金、レイテンシが異なります。日本向けサービスは基本的に「東京(ap-northeast-1)」を選択しましょう。

つまずき5: AWS CLIの認証エラー

症状

An error occurred (InvalidClientTokenId) when calling the DescribeInstances operation:
The security token included in the request is invalid.

原因

  • AWS CLIの認証情報が未設定 or 誤っている
  • アクセスキーが削除・無効化されている
  • リージョン設定が誤っている

解決方法

  1. aws configureを実行して設定を確認
  2. 認証情報ファイルを確認:~/.aws/credentials
  3. アクセスキーが有効か、IAMコンソールで確認
  4. 必要に応じて新しいアクセスキーを作成
  5. 環境変数(AWS_ACCESS_KEY_ID等)が設定されていないか確認

AWS初心者のよくある質問(FAQ)

Q1: AWSの無料利用枠は本当に無料ですか?課金リスクはありませんか?

A: 12ヶ月間の無料枠では、t2.micro/t3.microインスタンス月750時間、S3ストレージ5GB等が利用可能です。ただし無料枠を超えると自動的に課金されます。

課金リスクを避ける方法:

  • CloudWatchで請求アラートを設定(しきい値:5-10ドル)
  • ✅ 使わない時はEC2を停止(終了ではない)
  • ✅ 定期的にAWS Billingダッシュボードで使用量を確認
  • ✅ 不要なElastic IP、EBSスナップショットを削除

Q2: AWSとAzure、GCPの違いは何ですか?初心者にはどれがおすすめ?

A: 3大クラウドの比較:

項目 AWS Azure GCP
市場シェア 約32%(1位) 約23%(2位) 約10%(3位)
サービス数 200以上(最多) 200以上 100以上
強み 先行優位、豊富な実績 Microsoft製品との統合 BigQuery等のデータ分析
初心者向け ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆

おすすめ:AWS

  • ✅ 日本語ドキュメント・学習教材が最も充実
  • ✅ 求人数が最多(転職に有利)
  • ✅ コミュニティが活発

Q3: AWS認定資格は取得すべきですか?どの資格から始めるべき?

A: はい、取得を強くおすすめします。

理由:

  • 転職・キャリアアップに有利(年収+50-100万円)
  • ✅ AWSスキルを客観的に証明できる
  • ✅ 体系的な学習が強制される
  • ✅ AWSコミュニティでの評価向上

推奨順序:

  1. Cloud Practitioner(1-2ヶ月):基礎固め
  2. Solutions Architect Associate(2-3ヶ月):実務レベル(最重要)
  3. 専門分野の資格(任意)

Q4: EC2とLambda、どちらを使えば良いですか?

A: 用途によって使い分けます。

項目 EC2 Lambda
向いている用途 Webサーバー、長時間処理 短時間処理、イベント駆動
管理負担 あり(OS・パッチ管理) なし(完全マネージド)
料金 時間課金 実行時間のみ課金
実行時間制限 なし 最大15分

推奨:

  • EC2:WordPress、フルスタックアプリ、常時起動が必要なサービス
  • Lambda:画像処理、データ変換、定期バッチ、APIバックエンド

Q5: AWSの学習にどのくらい時間がかかりますか?

A: 目標レベルによって異なります。

  • 基礎理解(EC2、S3、RDSを使える):1-2ヶ月(週5-10時間学習)
  • 実務レベル(SAA合格):3-4ヶ月(週10-15時間学習)
  • プロフェッショナル:1年以上の実務経験 + 継続学習

効率的な学習方法:

  1. Udemyなどのオンライン講座で基礎学習(1-2ヶ月)
  2. ハンズオン(実際にAWSで構築)(1-2ヶ月)
  3. AWS認定資格の取得(SAA)(2-3ヶ月)

Q6: AWSを使うと月額いくらかかりますか?

A: 使用するサービスと規模によって大きく異なります。

個人学習の場合:

  • 無料枠内:0円(12ヶ月間)
  • 小規模利用:月500-3,000円(EC2 t3.micro + RDS + S3)

小規模Webサイト(月間1万PV):

  • EC2(t3.micro):約1,000円
  • RDS(db.t3.micro):約2,000円
  • S3 + CloudFront:約500円
  • 合計:約3,500円/月

中規模Webサービス(月間50万PV):

  • EC2(t3.medium × 2):約8,000円
  • RDS(db.t3.medium マルチAZ):約15,000円
  • S3 + CloudFront:約3,000円
  • ALB(ロードバランサー):約3,000円
  • 合計:約30,000円/月

Q7: セキュリティ設定で最初にやるべきことは?

A: 以下の5つを最優先で実施してください:

  1. ルートユーザーにMFA設定
  2. IAMユーザー作成(日常作業用)
  3. CloudTrail有効化(監査ログ記録)
  4. セキュリティグループ最小化(不要なポートを閉じる)
  5. 請求アラート設定(予期しない課金を防ぐ)

Q8: 英語が苦手ですが、AWSを学習できますか?

A: はい、日本語だけで学習可能です。

  • AWSマネジメントコンソール:完全日本語対応
  • 公式ドキュメント:主要サービスは日本語翻訳あり
  • Udemy講座:日本語講座が豊富
  • AWS公式トレーニング:日本語コースあり
  • 認定試験:日本語受験可能

ただし、最新情報は英語が先なので、将来的には英語ドキュメントも読めると有利です。

Q9: AWSのサポートプランは必要ですか?

A: 初心者は無料の「ベーシックサポート」で十分です。

サポートプラン比較:

プラン 料金 サポート内容
ベーシック 無料 ドキュメント、フォーラム、Trusted Advisor(一部)
デベロッパー 月額29ドル〜 営業時間内のサポート(メール)
ビジネス 月額100ドル〜 24/7サポート、1時間以内の応答
エンタープライズ 月額15,000ドル〜 専任TAM、15分以内の応答

推奨:

  • 個人学習:ベーシック(無料)
  • 本番環境運用:ビジネス以上

Q10: AWSのスキルでどんな仕事ができますか?年収は?

A: AWSスキルは幅広い職種で需要があります。

主な職種と年収(日本・2025年時点):

  • クラウドエンジニア:500-800万円(実務1-3年)、800-1,200万円(3年以上)
  • インフラエンジニア:450-750万円
  • DevOpsエンジニア:600-1,000万円
  • ソリューションアーキテクト:700-1,200万円
  • AWSコンサルタント:800-1,500万円
  • フリーランス:月額80-150万円(実務経験3年以上)

特に需要が高いスキル:

  1. AWS + IaC(Terraform、CloudFormation)
  2. AWS + コンテナ(ECS、EKS、Docker、Kubernetes)
  3. AWS + CI/CD(CodePipeline、GitHub Actions、Jenkins)
  4. AWS + セキュリティ(IAM、Security Hub、GuardDuty)
  5. AWS + 機械学習(SageMaker、Bedrock)

まとめ:AWSを始めるための3つのステップ

この記事では、AWS初心者が知るべき基礎知識を網羅的に解説しました。最後に、今日から始められる3つのステップをまとめます。

🚀 今すぐ始める3ステップ

ステップ1: AWSアカウントを作成して基本操作を体験(今日)

  • ✅ AWSアカウント作成(無料)
  • ✅ IAMユーザー作成とMFA設定
  • ✅ EC2インスタンスを起動してSSH接続
  • ✅ S3バケット作成と静的サイトホスティング
  • ✅ CloudWatchで請求アラート設定

所要時間:1-2時間

ステップ2: Udemy講座で体系的に学習(1-2ヶ月)

  • ✅ 「ゼロから実践するAWS」で基礎固め
  • ✅ 実際に手を動かしてハンズオン
  • ✅ EC2、S3、RDS、VPCの理解を深める
  • ✅ AWS CLIやCloudFormationも体験

学習時間:週5-10時間 × 1-2ヶ月

ステップ3: AWS認定資格を取得(2-3ヶ月)

  • ✅ まずは「Cloud Practitioner」で基礎確認(任意)
  • ✅ 「Solutions Architect Associate」で実務レベルに
  • ✅ Udemy模擬試験で実力チェック
  • ✅ 合格後、LinkedInや職務経歴書に記載

学習時間:週10-15時間 × 2-3ヶ月

学習を続けるためのヒント

  1. 手を動かす:ドキュメントを読むだけでなく、実際にAWSで構築
  2. 小さく始める:まずは無料枠で小規模に試す
  3. コミュニティに参加:JAWS-UG(AWS User Group)などのコミュニティ
  4. 定期的に学習:週5-10時間の学習時間を確保
  5. アウトプット:ブログやQiitaで学んだことを発信

さらに学びたい方へのリソース

  • AWS公式ドキュメントhttps://docs.aws.amazon.com/ja_jp/
  • AWS Skill Builder:無料のオンライン学習プラットフォーム
  • JAWS-UG:日本最大のAWSユーザーグループ
  • AWS re:Invent:年次カンファレンス(動画公開)
  • AWS Black Belt オンラインセミナー:各サービスの詳細解説(日本語)

よくある不安への回答

「AWSは難しそう…」

誰でも最初は初心者です。まずはEC2とS3から始めれば、意外と簡単に感じるはずです。本記事の「5分でできる実践ガイド」を試してみてください。

「無料枠を超えて課金されそうで怖い…」

CloudWatchで請求アラートを設定すれば安心です。5-10ドルのしきい値を設定し、超過前にメール通知を受け取れます。

「何から学べばいいかわからない…」

本記事の3ステップに従ってください。まずはアカウント作成→Udemy講座→SAA資格取得の順で進めれば、3-4ヶ月で実務レベルに到達できます。

最後に

AWSはクラウド時代のインフラスキルとして、今後ますます重要性が増します。2025年現在、AWSスキルを持つエンジニアは引く手あまたで、年収アップ・キャリアアップの強力な武器になります。

今日からAWSを始めて、クラウドエンジニアとしての第一歩を踏み出しましょう!

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