はじめに
AWS(Amazon Web Services)は、世界中で利用されているクラウドサービスです。AWS認定資格を取得することで、クラウドスキルの証明、キャリアアップ、年収アップにつながります。
本記事では、2025年最新版のAWS認定資格12種類の難易度、学習方法、おすすめUdemy講座を徹底解説します。初心者の方でも分かりやすいよう、学習ロードマップや失敗例も紹介します。
この記事で学べること:
- AWS認定資格12種類の難易度と特徴
- 資格別の学習時間・試験料金
- おすすめUdemy講座3選(初心者〜上級者)
- よくある失敗例5つと対策
- 最短で合格するための学習ロードマップ
AWS認定資格とは?
AWS認定資格は、Amazon Web Servicesに関する技術スキルを証明する公式資格です。クラウドエンジニア、インフラエンジニア、開発者、アーキテクトなど幅広い職種で活用されています。
AWS認定資格の4つのレベル
| レベル | 対象者 | 資格数 |
|---|---|---|
| Foundational(基礎) | AWS初心者 | 1種類 |
| Associate(アソシエイト) | 実務経験1年以上 | 3種類 |
| Professional(プロフェッショナル) | 実務経験2年以上 | 2種類 |
| Specialty(専門知識) | 特定分野の専門家 | 6種類 |
合計: 12種類
AWS認定資格12種類の難易度比較表
全資格一覧(難易度・学習時間・試験料金)
| レベル | 資格名 | 難易度 | 学習時間 | 試験料金 | 試験時間 | 問題数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Foundational | Cloud Practitioner | ★☆☆☆☆ | 20-40時間 | 12,100円 | 90分 | 65問 |
| Associate | Solutions Architect – Associate | ★★★☆☆ | 40-80時間 | 16,500円 | 130分 | 65問 |
| Associate | Developer – Associate | ★★★☆☆ | 40-80時間 | 16,500円 | 130分 | 65問 |
| Associate | SysOps Administrator – Associate | ★★★☆☆ | 50-90時間 | 16,500円 | 130分 | 65問 |
| Professional | Solutions Architect – Professional | ★★★★★ | 100-150時間 | 33,000円 | 180分 | 75問 |
| Professional | DevOps Engineer – Professional | ★★★★★ | 100-150時間 | 33,000円 | 180分 | 75問 |
| Specialty | Advanced Networking | ★★★★☆ | 60-100時間 | 33,000円 | 170分 | 65問 |
| Specialty | Security | ★★★★☆ | 60-100時間 | 33,000円 | 170分 | 65問 |
| Specialty | Machine Learning | ★★★★★ | 80-120時間 | 33,000円 | 180分 | 65問 |
| Specialty | Database | ★★★★☆ | 60-100時間 | 33,000円 | 180分 | 65問 |
| Specialty | Data Analytics | ★★★★☆ | 60-100時間 | 33,000円 | 180分 | 65問 |
| Specialty | SAP on AWS | ★★★★★ | 80-120時間 | 33,000円 | 170分 | 65問 |
注: 学習時間は目安です。実務経験がある場合は短縮可能です。
図解1: AWS認定資格の全体像(4レベル×12資格)
Foundational(基礎レベル)
AWS Certified Cloud Practitioner(CLF)
対象者: AWS初心者、非エンジニア、ビジネス職
概要:
AWSクラウドの基礎知識を証明する資格です。技術的な実装スキルは不要で、AWSサービスの概要、料金体系、セキュリティの基礎を理解していれば合格できます。
出題範囲:
- クラウドの概念(26%)
- セキュリティとコンプライアンス(25%)
- テクノロジー(33%)
- 請求と料金(16%)
学習時間の目安: 20-40時間(AWS未経験の場合)
試験料金: 12,100円
難易度: ★☆☆☆☆(最も簡単)
おすすめの学習方法:
- AWS公式の無料トレーニング(AWS Skill Builder)
- Udemy講座「【初心者向け】AWS Cloud Practitioner試験対策講座」
- 模擬試験を5回以上解く
Associate(アソシエイトレベル)
1. AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA)
対象者: インフラエンジニア、クラウドエンジニア、アーキテクト
概要:
AWSを使ったシステム設計・アーキテクチャ設計のスキルを証明する資格です。最も人気が高く、AWS認定資格の中で最初に取得する人が多い資格です。
出題範囲:
- セキュアなアーキテクチャの設計(30%)
- 弾力性に優れたアーキテクチャの設計(26%)
- 高性能なアーキテクチャの設計(24%)
- コスト最適化されたアーキテクチャの設計(20%)
学習時間の目安: 40-80時間
試験料金: 16,500円
難易度: ★★★☆☆
おすすめの学習方法:
- Udemy講座「AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験突破講座」
- 公式模擬試験(2,200円)
- ハンズオン実習(EC2、S3、VPC等の構築)
2. AWS Certified Developer – Associate(DVA)
対象者: アプリケーション開発者、バックエンドエンジニア
概要:
AWSを使ったアプリケーション開発のスキルを証明する資格です。Lambda、DynamoDB、API Gateway等のサーバーレス技術が重点的に出題されます。
出題範囲:
- デプロイ(22%)
- セキュリティ(26%)
- AWS サービスを使用した開発(30%)
- リファクタリング(10%)
- モニタリングとトラブルシューティング(12%)
学習時間の目安: 40-80時間
試験料金: 16,500円
難易度: ★★★☆☆
おすすめの学習方法:
- AWS SDK(Python/Node.js)を使った実装経験
- Udemy講座「AWS認定デベロッパー アソシエイト試験対策講座」
- Lambda、API Gatewayのハンズオン
3. AWS Certified SysOps Administrator – Associate(SOA)
対象者: システム管理者、運用エンジニア、SREエンジニア
概要:
AWSシステムの運用・管理のスキルを証明する資格です。監視、ログ管理、自動化、トラブルシューティングが重点的に出題されます。
出題範囲:
- モニタリング、ロギング、修復(20%)
- 信頼性とビジネス継続性(16%)
- デプロイ、プロビジョニング、オートメーション(18%)
- セキュリティとコンプライアンス(16%)
- ネットワークとコンテンツ配信(18%)
- コスト最適化とパフォーマンス(12%)
学習時間の目安: 50-90時間
試験料金: 16,500円
難易度: ★★★☆☆
おすすめの学習方法:
- CloudWatch、CloudTrailの実務経験
- Udemy講座「AWS認定SysOps アドミニストレーター アソシエイト試験対策」
- AWS Systems Managerのハンズオン
Professional(プロフェッショナルレベル)
1. AWS Certified Solutions Architect – Professional(SAP)
対象者: シニアアーキテクト、技術リーダー
概要:
大規模システムの設計・最適化のスキルを証明する資格です。AWS認定資格の中で最難関の1つです。
出題範囲:
- 組織の複雑さに対応する設計(26%)
- 新しいソリューションの設計(29%)
- 既存ソリューションの継続的な改善(25%)
- ワークロードの移行とモダナイゼーション(20%)
学習時間の目安: 100-150時間
試験料金: 33,000円
難易度: ★★★★★(最難関)
前提条件: Solutions Architect – Associate取得を強く推奨
2. AWS Certified DevOps Engineer – Professional(DOP)
対象者: DevOpsエンジニア、SREエンジニア
概要:
CI/CD、IaC(Infrastructure as Code)、自動化のスキルを証明する資格です。
出題範囲:
- SDLC(ソフトウェア開発ライフサイクル)オートメーション(22%)
- 構成管理と IaC(17%)
- 監視とロギング(15%)
- ポリシーと標準のオートメーション(10%)
- インシデントとイベント対応(18%)
- セキュリティとコンプライアンス(18%)
学習時間の目安: 100-150時間
試験料金: 33,000円
難易度: ★★★★★
前提条件: Developer – Associate または SysOps Administrator – Associate取得を推奨
Specialty(専門知識レベル)
1. AWS Certified Advanced Networking – Specialty
対象者: ネットワークエンジニア、インフラエンジニア
概要:
AWS上での高度なネットワーク設計のスキルを証明します。Direct Connect、Transit Gateway、VPN等が出題されます。
学習時間の目安: 60-100時間
試験料金: 33,000円
難易度: ★★★★☆
2. AWS Certified Security – Specialty
対象者: セキュリティエンジニア、情報セキュリティ担当者
概要:
AWS上でのセキュリティ対策のスキルを証明します。IAM、暗号化、監査、コンプライアンスが重点的に出題されます。
学習時間の目安: 60-100時間
試験料金: 33,000円
難易度: ★★★★☆
3. AWS Certified Machine Learning – Specialty
対象者: データサイエンティスト、機械学習エンジニア
概要:
AWS上での機械学習モデルの構築・運用のスキルを証明します。SageMaker、Rekognition等が出題されます。
学習時間の目安: 80-120時間
試験料金: 33,000円
難易度: ★★★★★
4. AWS Certified Database – Specialty
対象者: データベースエンジニア、DBA
概要:
AWS上でのデータベース設計・運用のスキルを証明します。RDS、DynamoDB、Aurora等が出題されます。
学習時間の目安: 60-100時間
試験料金: 33,000円
難易度: ★★★★☆
5. AWS Certified Data Analytics – Specialty
対象者: データエンジニア、データアナリスト
概要:
AWS上でのデータ分析基盤の構築のスキルを証明します。Kinesis、Glue、Athena、Redshift等が出題されます。
学習時間の目安: 60-100時間
試験料金: 33,000円
難易度: ★★★★☆
6. AWS Certified SAP on AWS – Specialty
対象者: SAPシステムエンジニア
概要:
AWS上でのSAPシステムの構築・運用のスキルを証明します。SAP業界の専門家向けの資格です。
学習時間の目安: 80-120時間
試験料金: 33,000円
難易度: ★★★★★
おすすめUdemy講座3選(2025年版)
1. 【CLF-C02版】これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座
対象資格: Cloud Practitioner(CLF-C02)
講師: 柴田章吾(Shingo Shibata)
受講者数: 多数(人気講座)
模擬問題: 300問付き
難易度: 初心者向け
おすすめポイント:
- AWS未経験でも分かりやすい説明
- 300問の豊富な試験問題付き
- 2025年最新のCLF-C02試験に対応
- 日本語でわかりやすく解説
こんな人におすすめ:
- AWS初心者
- 非エンジニア
- まずは基礎から学びたい方
2. 【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
対象資格: Solutions Architect – Associate(SAA-C03)
講師: 柴田章吾(Shingo Shibata)
受講者数: 152,244名
評価: 4.2 / 5.0(28,326件のレビュー)
難易度: 中級者向け
おすすめポイント:
- 日本語AWS講座で受講者数No.1
- 実践的なハンズオン演習
- 最新のSAA-C03試験に対応(2025年10月更新)
- 豊富な模擬試験付き
こんな人におすすめ:
- クラウドエンジニアを目指す方
- インフラエンジニア
- 最も人気の高い資格を取得したい方
3. AWS認定クラウドプラクティショナー試験(CLF-C02) 対策トレーニング
対象資格: Cloud Practitioner(CLF-C02)
講師: Maruchin Tech
受講者数: 9,266名
評価: 4.3 / 5.0(1,457件のレビュー)
サービス数: 59種類のAWSサービスをカバー
難易度: 初心者〜中級者向け
おすすめポイント:
- 59種類のAWSサービスを詳しく解説
- 2025年8月更新の最新内容
- 実務で使える知識が身につく
- わかりやすい図解と説明
こんな人におすすめ:
- AWSサービスを体系的に学びたい方
- 実務でAWSを使いたい方
- CLF合格後もAssociate資格を目指す方
注: Udemy講座は頻繁にセールが開催されています。定価24,000円の講座が1,800円程度で購入できることもあるので、セール期間を狙って購入するのがおすすめです。
AWS資格取得のための学習ロードマップ
初心者向けロードマップ(実務経験なし)
STEP 1: Cloud Practitioner(1-2ヶ月)
↓
STEP 2: Solutions Architect - Associate(2-3ヶ月)
↓
STEP 3: Developer または SysOps Administrator - Associate(2-3ヶ月)
↓
STEP 4: Solutions Architect - Professional(3-6ヶ月)
合計期間: 8-14ヶ月
図解2: AWS資格取得ロードマップ(初心者向け)
実務経験者向けロードマップ(AWS実務経験1年以上)
STEP 1: Solutions Architect - Associate(1-2ヶ月)
↓
STEP 2: 自分の専門分野のSpecialty資格(2-3ヶ月)
↓
STEP 3: Solutions Architect - Professional(3-4ヶ月)
合計期間: 6-9ヶ月
職種別おすすめ資格
| 職種 | おすすめ資格(優先順位順) |
|---|---|
| インフラエンジニア | Solutions Architect – Associate → SysOps Administrator → Solutions Architect – Professional |
| アプリケーション開発者 | Developer – Associate → Solutions Architect – Associate → DevOps Engineer – Professional |
| データエンジニア | Solutions Architect – Associate → Data Analytics – Specialty → Database – Specialty |
| セキュリティエンジニア | Cloud Practitioner → Solutions Architect – Associate → Security – Specialty |
| 機械学習エンジニア | Solutions Architect – Associate → Developer – Associate → Machine Learning – Specialty |
よくある失敗例5つと対策
失敗例1: いきなりProfessionalレベルに挑戦する
問題点:
Associateレベルを飛ばしてProfessionalレベルに挑戦すると、基礎知識が不足しているため不合格になりやすい。
対策:
必ず Cloud Practitioner → Associate → Professional の順番で取得しましょう。急がば回れです。
失敗例2: 参考書だけで勉強して実際にAWSを触らない
問題点:
AWSは実際に触らないと理解できません。参考書だけでは合格できません。
対策:
AWSの無料枠を活用して、EC2、S3、VPC等を実際に構築しましょう。ハンズオン経験が合格の鍵です。
失敗例3: 模擬試験を受けずに本試験に臨む
問題点:
本試験の出題形式や時間配分に慣れていないと、時間内に解答できません。
対策:
最低5回は模擬試験を受けることをおすすめします。AWS公式の模擬試験(2,200円)も必ず受けましょう。
失敗例4: 古い参考書・Udemy講座で勉強する
問題点:
AWSは頻繁にアップデートされるため、古い教材では最新の試験に対応できません。
対策:
2024-2025年版の最新教材を使いましょう。Udemy講座も最終更新日を確認してください。
失敗例5: 試験直前に詰め込み学習をする
問題点:
AWS資格は暗記だけでは合格できません。体系的な理解が必要です。
対策:
最低1ヶ月前から計画的に学習しましょう。1日1-2時間の学習を継続することが重要です。
よくある質問(Q&A)
Q1: AWS未経験でも資格は取得できますか?
A: はい、可能です。まずは Cloud Practitioner から始めましょう。AWS未経験でも1-2ヶ月の学習で合格できます。Udemy講座や公式トレーニングを活用すれば、体系的に学べます。
Q2: AWS資格に有効期限はありますか?
A: はい、3年間です。3年後に再認定試験を受けるか、上位資格を取得することで有効期限が延長されます。
Q3: 実務経験がなくても合格できますか?
A: はい、可能です。ただし、ハンズオン実習が必須です。AWSの無料枠を使って実際にリソースを構築しましょう。Udemy講座のハンズオン演習も効果的です。
Q4: どの資格から取得すべきですか?
A: Solutions Architect – Associate(SAA)が最もおすすめです。最も人気が高く、転職・キャリアアップに有利です。AWS未経験の方は Cloud Practitioner から始めましょう。
Q5: AWS資格は転職に有利ですか?
A: はい、非常に有利です。クラウドエンジニアの求人では「AWS認定資格保有者優遇」と明記されていることが多いです。特に Solutions Architect – Associate は年収アップにつながりやすい資格です。
まとめ
AWS認定資格は、クラウドスキルを証明する最も信頼性の高い資格です。2025年時点で12種類の資格があり、それぞれ難易度や対象者が異なります。
この記事のポイント:
- 初心者は Cloud Practitioner から始める
- 最も人気が高いのは Solutions Architect – Associate
- 実務経験がなくてもハンズオンで合格可能
- Udemy講座を活用すれば効率的に学習できる
- 模擬試験を5回以上受けることが重要
AWS資格を取得して、クラウドエンジニアとしてのキャリアをスタートしましょう!
おすすめの次のステップ:
- Cloud Practitioner試験の詳細を確認する(AWS公式)
- Udemy講座で学習を始める
- AWS無料枠でハンズオン実習を始める