WEBマーケティング

未経験は厳しい?Webマーケティングの仕事内容をご紹介

未経験は厳しい?Webマーケティングの仕事内容をご紹介

Webマーケティングの仕事内容

Webマーケティングの仕事はWeb上でマーケティングを行うことですが、そのやり方は目的によって異なります。
基本的にはWebサイトに集客(集客施策:SEO、リスティング広告、アフィリエイト広告、アドネットワーク、SNS広告、SMM)して、Webサイト内でのアクション(購入、問い合わせ、資料ダウンロード等)を誘導(接客(回遊)施策:LPO、EFO)し、Webサイトに再度訪問(再来訪施策:リターゲティング広告、メールマーケティング)してもらうを繰り返します。

ここではビジネスにおいても頻繁に用いられるPDCAサイクルにそって仕事内容を確認してみましょう。

PDCAサイクルとは

  • Plan(計画):5W1H(いつ、どこで・・・)で具体的な目標の設定
  • Do(実行):計画内容を達成するための行動
  • Check(評価):目標達成のために行動できたのかを評価
  • Action(改善):評価を通して改善点を探し、より最適化する

を繰り返して行うことで、効率よく目的達成に向けた行動が出来るというものです。

WebマーケティングにおいてもPDCAサイクルを利用した行動を意識すると成果が生まれるでしょう。
例えば、「来月までにPV数(サイトを見られる回数)を2倍にする」というKPIを設定したとします。これがPlanにあたります。

PV数を増やすためにWebサイト内のコンテンツ数を増やす、リンクを多く貼ってサイト内での回覧を促す、広告を出して集客する・・・とKPIを達成するために出来ることを実行します。Doです。

KPIを達成するために実行した行動は意味があったのか、そもそもKPIを達成は出来たのか、出来なかった場合はもっと何をすればよかったのか等を分析して評価します。Checkです。

Checkで生まれた課題に応じて、それらを改善できるように対策を考え実際にする。これがActionにあたります。

このように、PDCAサイクルを意識してWebマーケティングに取り組むことは大きな意味を持ちます。

具体的な仕事内容はについては下記にまとめました。

  • 集客施策
    • SEO(検索エンジン最適化)
    • 広告(リスティング広告・アフィリエイト広告・アドネットワーク広告・SNS広告)運用
    • SMM(ソーシャルメディアマーケティング)
  • 接客(回遊)施策
    • LPO(ランディングページ最適化)
    • EFO(エントリフォーム最適化)
  • 再来訪施策
    • リターゲティング広告
    • メールマーケティング

Webマーケターに求められるもの

Webマーケティングを実行する人のことをWebマーケターと呼びます。WebマーケターになるためにはWebマーケティングに対する知識はもちろん、コミュニケーション能力であったり、プレゼンテーションのスキルであったり、多くのことが要求されます。これから、Webマーケターに必要な能力についてお話していきます。

Webマーケティング全般の知識

野球のルールも知らないのに野球をすることは出来ません。これと同様にWebマーケティングの知識がない人がWebマーケティングをすることは出来ません。Webマーケティングをする際、構成を考えていると、ランディングページ、コンバージョン数、興味関心連動型広告・・・知らない用語ばかりでマーケティング以前の問題、となってしまったら話になりません。Webマーケティングをするために前提知識を身に着けておきましょう。

もちろん、どんな優秀なWebマーケターでも最初は知識を取り入れることから始まります。経験と学びから様々なことを吸収することが必要です。Webマーケティングについて基本的なことが知りたい方は下記の記事を参照してみてはいかがでしょうか?

コミュニケーション能力

Webマーケターに限った話ではありませんが、ビジネスにおいてコミュニケーション能力は必要不可欠です。マーケティングを一人で行うにしろ、クライアントとやりとりをすることがあります。この時に何も発言できないようであれば信用を獲得できませんし、素晴らしいマーケティング能力を持っていたとしても案件を受注できません。コミュニケーションの質で人生が変わると言っても過言ではありません。「口が利く」からこそ、利口に物事を進められるわけで、社会を生き抜くツールがコミュニケーション能力ではないでしょうか。

プレゼンテーション能力

新たなクライアントを獲得したい、新しいサービスをもっと使ってもらいたい、と考えたときに宣伝や告知をしなければ広まることはありません。いかに自身のサービスが良いかを紹介する機会がプレゼンテーションです。プレゼンテーション能力に長けていれば、多くの相手に自身の魅力を発信できますし、利益をもたらすことができます。そもそもWebマーケティングも集客であったり情報発信を行う仕事です。ある意味、インターネットを利用する人達にプレゼンテーションをしているようなものなので、クライアントにプレゼンテーション出来なければ、「実際ふたを開けてみると大したことないね」と感じられてしまうかもしれません。

プレゼンテーション能力は特別な力ではありません。慣れであったりコツを習得して、経験することが重要ではないでしょうか。

企画力

今の現状を踏まえて何をすればよりよい結果に繋がるのかを考える力を企画力といいます。この企画をもってして、課題を解決することがWebマーケティングでは重要な要素となり、成功する確率もグッと高まります。文頭でPDCAサイクルのお話をしましたが、これはCheckにあたります。改善方法をうまく炙りだせることで、効率よくPDCAサイクルを回せるきっかけになります。

生じた問題に対して、マーケティングの手法を選択し、トレンドをおさえたマーケティングを行うことが企画の中で一番大切なことではないでしょうか。

分析力

情報収集もWebマーケティングの仕事の一つですが、その集めた情報から何が読み取れるかを考えてこれからを推測することが実は重要となってきます。データがいますべきことを示してくれているのに、的外れなマーケティングをしているようでは成果に繋がるはずはありません。トレンドや今、何が必要とされていることを知ることに心がけましょう。

情報を分析するにあたって様々なツールを用いることが出来れば、より効率的に作業をすることが出来ます。使えるものは使い、自分自身は、出来ることを最大限に実行するよう意識しましょう。

Webマーケティングは未経験でも可能?

マーケティングは経験からノウハウを生み出して、実行するような仕事が多くあるため、完全に未経験では少し厳しい状況に立たされるかもしれません。知識や技術があっても、実務経験がないと信用性に欠けることがあります。まずは実践すること、どこかでマーケティングの経験を得た方がいいでしょう。オススメの方法は自らのサイトを立ち上げそこに集客することです。Webの制作の知識も身につき、マーケティングの実績にもなります。成果が出るまでは時間はかかりますが、実践しているだけでも転職活動、就職活動にプラスになるとは思います。
また経験が少なくてもトレンドをおさえたマーケティング手法を身に付けていることや資格を取得することで未経験でもWebマーケターへキャリアチェンジの可能性も高まるのではないでしょうか。

Webマーケティング関連の資格については下記の記事で紹介していますので、一度参照してみてください。

まとめ

この記事ではWebマーケティングの仕事について紹介させてもらいました。これから転職や就職を考えている方にはWebマーケターはオススメの職業だと思います。というのも今後はWebマーケターの需要はどんどん増えていくと思います。
マーケティングの会社だけではなく事業会社自体でもWebマーケターの需要もありますし、自分自身でサイトを立ち上げそこに集客することにより収益を得ることも可能になります。そのノウハウをもとにコンサルタント等へのキャリアアップの可能性もあります。
技術やトレンドの進化のスピードは早いので、常に学ぶ意欲は必要ですが、オススメの職業だと思います。